1月3日 朝

正月三日ともなると非日常感も薄れ、とは酒ほそに出てくる宗達の実感だが、最近の正月は2日でもう現実に引き戻されるような気がする。まず、テレビ番組の年末、元旦の高揚感が薄くなる。レギュラー番組のスペシャル版とか、再放送が多くなる。唯一、ライブ感を共有できる番組は箱根駅伝だが、シーエムが多すぎてクレーム多数という記事があったり、例年よりも正月を感じない。初詣に行った帰り、イオンに寄ったのだけれど、びっくりしたのはその人混みだ。正月二日でこの多さ。初売り特需かなんか知らないが、なんじゃこの人の数は。のんびり散策するつもりだったが、人酔いしてすぐに撤退。帰って、飲みなおし。相変わらず、テレビはおもしろくない。ネットを開いて、すわ動画を探せば、それはもういつもの晩酌と変わらないのだった。正月三日の朝を迎え、本当は一泊旅行に出かけるつもりだったが、少しめんどうになり、昨日、キャンセルした。旅行というイベントがなくなり、さあ、今日は何をしようか。そろそろ、朝風呂、朝酒も飽きてきた。とはいえ、それを堂々と振舞えるのも今日まで。ジョギングに行って、朝風呂、朝酒で、おせちを片づけてしまおう。そう、正月三日は家人を休ませるため、おせちをいただく。それが日本人の共通認識ではなかったのか。なんだ、あの行列は。ステーキの店に人が並び、焼き肉は満席。寿司、中華、てんぷら、サイゼリヤも超満。最近の日本人はおせちを食べないのかもしれない。おせちに飽きたらカレーもね。そんなシーエムがあったが、いまもあるのだろうか。もう数年もすると、元旦の夕方には非現実感がなくなるのかもしれないなあ。能登の地震、次に阪神、東日本、熊本まで続く慰霊。あ、というまに桜が咲いて、あ、というまに桜が散って。

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