3月21日 朝
ワールドカップ出場が決まった。野球ばかり観ていたら、サッカーも盛り上がっていた。ボール支配率をみても押し込まれる気配は皆無だったが、なかなか点が決まらず、もやもやしていたら決まった。と思いきや、上田あやせのハンド。前半はスコアレスドロー。後半も途中までなかなか点が入らない展開。だが、終わってみれば2対0の完勝。やはり久保がすごかった。いまどき、ファンタジスタと呼ぶのかどうか知らないが、久保が仕掛けると、試合が動くというのはレアルソシエダの状況とおなじ。日本代表の10番を背負う日もそろそろかなという気がする。8大会連続8度目のワールドカップ。ワールドカップもオリンピック同様、年齢がばれる最たるイベントだが、歴史でいうと、メキシコ大会がワールドカップを知った最初だった。部屋の壁にマラドーナのポスターを貼り、左足のシュートを練習するのがあのころの子供たちの習わしだった。イタリアはロベルトバッジオのピーケーミスの印象。村上龍が世間のトレンドで、流行のエッセイでは日本代表をこれでもかあれでもかもーかそーかとけなしている。「日本がワールドカップに出場するなんて一生ないよ」「あれっておなじスポーツですか」興味のあるバカは村上ぶーのエッセイをどうぞ。次のアメリカ大会から日本中が燃え滾る。アーメリカに行こうよ、アーメリカに行こー。フーリガンという言葉も一般化したこの辺りから日本のチャントが過熱する。ごんのゴールがみたーい、みたーい、みたーい。村上龍は見たかったら静かに座って見てろ、とか言っていた。フランス大会でついに本選出場を決める。外れるのはカズ、三浦カズ、という名言も生まれた。このときは南港のパブリックビューイングに観に行った。サッカーコスプレも広がり始めた。中田ひでとしと友達になった村上龍はサッカー通で文章をかけるのは俺だけ、みたいなことを言っていた。日コリ、ドイツでゴールデンエイジが終了。南アフリカから新チーム誕生みたいな流れ。2026年はカナダ、メキシコ、米国の共同開催。題して、北米ワールドカップ。ワールドカップ100周年を迎える2030年はもっとすごい。題して、アフリカ、欧州、南米ワールドカップ。来年はwbcで幕を開け、ワールドカップで最高潮に達する。
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