5月23日 朝

一日を通して曇りマーク。なかなか見かけない予報ではある。降水量は0だが、湿度は90を超えており、梅雨もそこまでといったところか。昨日は沖縄、奄美が梅雨入りした。平年より沖縄で11日、奄美で9日も遅い梅雨入りとなったそうだが、昨年と比べても3日、遅い梅雨入りとなった。翻って、近畿地方はいつごろになるかというと、2023年が5月29日。今年は6月6日ごろになるという。ここ数年は変な梅雨ばかりで、梅雨入りしたかというと、あ、という間に明けて、二度目の梅雨がくるような年があったり、からっつゆで水不足に陥る年もあった。今年はしっかり降って、とっとと終わってほしいなあ、と。さて、今朝も話題に事欠かない。中尾彬さん、電気代値上げ、カズ国内復帰、袴田さん事件。やはり、興味は袴田さんに集中。調べれば、調べるほど、ひどい冤罪事件であることがわかる。検察の要求は無理がある。みそで縮んだシャツには笑うしかない。戦後はまだ続いている。多くの闇を抱えながら。昨日、一昨日と、二日、立て続けにあぶない刑事を観た。Amazonプライムにあったので、懐かしさからつい再生してしまうと、これがおもしろかった。タカ&ユージのスタイリッシュさに引き込まれたかというと、とんでもでべそで、おもしろさのほとんどは時代性にあった。いまでは考えられないような警察の横暴。今年、4月から刑務所でも犯罪者にさん付けをはじめたそうだが、バブル期の時代の警察内部ではこんな時代が訪れるなど、予想だにしなかっただろう。犯罪者は推定無罪であろうが、一度、レッテルを張られれば、呼び捨てどころか人間扱いされないのが当たり前。あぶない刑事というネーミングすら、ビーピーオーに抵触する恐れすらある。さん付けには賛否あるが、袴田さん事件を思うと、胸が締め付けられるのもまたいっぽうの感情で、このもやもやが曇り空と相俟ってもやもやがもやもやを呼んでいるような気分。袴田さんは無実だ。断言する。断言して、もやもやを吹き飛ばす。

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