10月29日 早朝

今日は29日。ということはホットペッパーグルメ限定ポイントがようやく振り込まれる日。確認すると7000ポイントあった。ポイ活がいそがしい。昨日は昨日で二回もくらに行った。詳細はめんどうなので割愛するが「幅広い利用客」主張のアホに言っておく。今回の企画はあくまで店側の応援であって、客の都合などまったく以て関係ない。くら寿司の公式もこの利用法を推奨している。だって、客が予約して来店すればするほど、店は確実に儲かるのだから。かつて税金の活用法でこれほどウィンウィンな相関性があっただろうか。今日もくらのはしごをするの。ディナーで行くの。普段、いただかない一貫200円のお寿司とかをいただくの。午前中はジムに行ってから、くらでランチ。それからホットペッパービューティポイントを使ってヘッドスパ。終わったら、また、くらに行って今度はビールを呑むの。今日はブックオフの日でもあるし、こうポイ活がいそがしいと、人生の用事を忘れてしまう。なんだっけ。人生の目的は酔い覚めの水を飲むこと、だったかもしれない。というわけで、昨日は夜中の3時すぎに夢遊病のようにリビングに向かった。この世で一番、おいしいもの。「酔い覚めの水飲みたさに酒を呑み」と川柳にあるように酔い覚めの水を飲むときほど、生きていることを実感する瞬間はない。椎名誠氏の傑作「全日本食えばわかる図鑑」でも最後は酔い覚めの水で締めくくっているようにグルメの神髄を繙くと、最終的には酔い覚めの水を超えるものはないという結論に落ち着く。「酒を呑めない人間は人生の半分を損している」というよく聞く酒飲みの身勝手な論理にはもしかすると、酔い覚めの水のプロフィットが含まれているのかもしれない。酔い覚めの水のおいしさを知らない人間が美食を語るなかれ。世の中の真の美しさは一杯の水に託されているのだ。それで思い出したことをひとつ。長らくお世話になってきたイオンの無料給水サービスが今月の20日に終わりを告げた。本当に長くお世話になった。水道水を飲むことがなくなってずいぶん経つが、その代わりにもっとも多く飲んだ水はイオンのピュアウォーターだった。水ほど大切なものはない。

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