9月12日 朝

老害の一例を表すものとしてシワシワネームというものがあるらしい。キラキラネームに対し、古風な名前についてそう呼ぶそうだが、たとえば、10代ではつゑとか、節子とか、民子とか、そういった名前の名付け親のほとんどは祖父母だそう。キラキラネームはすっかり定着した感もあるが、ルビ付けを当然にすべきという風潮がなぜ一向に広がらないのか不思議でしょうがない。だいたい名前などは簡単な字であっても読み方が違うことなど山のようにあるわけだからルビが付いてないほうがおかしい。逆にシワシワネームの問題の本質は字面よりもその語感にある。ひろこ、ひでみ、ともみ、とか。キラキラとシワシワのふたつのネーミングに共通する点を挙げるとするなら、鞠(マリと読むシワシワ組)愛翔(ラブハと読むキラキラ組)のようなやたら画数の多い漢字は人生を歩む上でけっこう苦労するかもしれない点。ただ、名前の持つ響きは時代によって変化していくので、一生のうちに捉え方もまた変わっていくかもしれない。ごろう、とか、しんご、とか、つよし、とか、たくや、とか、がもてはやされた時代もある。今おもえば立派なシワシワネームだが、当時は今風の名前と騒がれたものだった。矢沢永吉氏がいっているように生き方で名前を背負うしかない。かといって、ちょっと前に話題になった王子様はさすがにどうかしているとはおもう。子供に悪魔と名付けた親もいたが、マスク拒否で臨時着陸させた愉快犯とおなじ匂いがする。王子様と名付けた母親は最後まで改名に反対したということだが、どこかネジがゆるんでしまっているのか、子どもを愛するあまり世間の荒波が目に入らなかったのか、正直、この母親の心情を理解するには相当の想像力が必要だ。こういった名前は行政で阻止するしかないが、微妙なラインがもっともいじられそうという気はする。満子とかは行政も阻止しづらいライン。実際にいた同級生の名前。彼女が元気に前向きに今を楽しんでいることを切に願う。

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