5月18日 午前中

今朝の朝日新聞に食品廃棄ロスについての記載があった。イオンとコンビニ各社が三分の一ルールを見直すという。三分の一ルールとは納期方法の慣例で、賞味期限が6か月の商品だとすると、卸業者は製造日から数えて三分の一、この場合なら二か月以内に小売店に納品しなければならないとするもの。これよりちょっとでも遅れると商品は店頭には並ばない。どうなるかというと、卸業者からメーカーに返品され、廃棄処分となることもある。大手食品メーカーによると、返品された商品は特別にお金を積んで別の小売店に買い取ってもらったり、さらにディスカウントストアに転売したりもする。引き取り手がないと自らの社員食堂に山積みになっていることもある。この慣例は1990年代に定着したというが、米国の二分の一、欧州の三分の二に比べ、日本はかなり短く設定されている。食品ロス問題は近年のひとつのキーワードでもある。今後の爆発的世界人口の増加に備え、たんぱく源として昆虫食推奨もさけばれてひさしい。最近では大手回転ずしチェーンのくら寿司が食品ロス対策としてハンバーガーの提供をはじめた。これは今まで廃棄されていた寿司ねたの再利用を狙ってのものだ。大阪の福島区だったか、賞味期限切れ間近、あるいは切れたものを販売するスーパーも現れた。これは賞味期限に対する考え方のひとつだとおもう。本来、消費期限と賞味期限はまったく別の概念であるにもかかわらず、多くの消費者は混同している。賞味期限などあってもなくてもさほど問題はない。調べてみたら、エコイートという名前のスーパーだった。定価600円のラーメンが20円。1000円の夕張メロンゼリーが180円。日本の大切な文化である「もったいない」は海を越え、世界に渡った。ワンガリーマータイさんが広めた「MOTTAINAI」だ。喫緊の課題はごみ問題だけではない。食品ロスをいかにして減らすか。これは家庭の取り組みでもそうだ。無駄をなくそう。感謝して食品をいただこう。

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