6月14日 朝

いよいよ開幕だ。何が?ワールドカップが。戦いは開催国ロシアvsサウジアラビアで幕を開ける。見どころは数えきれないが、今朝、戸田氏が解説していたので、それに便乗する。注目すべき国は三カ国。ブラジル、スペイン、ドイツ。個人技のイメージのブラジルだが、今チームはとにかくチームプレーがすばらしく、よく走る。トップスピードに乗せたら手をつけられない突進力。ブラジルの持ち味といえば、やはりドリブラーだが、昨今、とかくいわれるようになったデュエルの局面では世界最強だ。その根本にあるのが選手層の厚さであり、まずもって競争率が違う。サッカー人口の底辺が日本とは比べ物にならない。日本の人材の払底ぶりは見る影もないが、ブラジルにそうした影はみられない。雨後のたけのこのように次から次へタレントが現れる。今大会、注目度の最重要人物はおそらくネイマールだろうけれど、これに執着するのは愚の骨頂というもので、一戦、一戦、目が離せない。続いてスペイン。今回のチームに突出したタレントはいない。注視すべき戦術はパスワークだ。日本が目指すべきパスサッカーの完成形がここにある。流れるような、それでいて奇抜なアイデアから次々に展開する崩しはため息が出るほどに美しい。ヤットがいたころのザックジャパンで、たしかオランダ戦と記憶しているが、最後に本田選手が右隅に決めたパス展開を思い出す。今もってサプライズの大久保選手がいなければ本番で機能したのかもしれないと思ってしまう。最後に前回王者ドイツ。前大会の面影は薄れたとはいえ、トータルバランス力は図抜けていて、破壊力は全チーム中トップクラスだ。日本代表がドイツにあやかりたいのは平均身長。とにかく全員身長が高い。日本代表の場合、平均身長が190を超えるころになってやっと世界標準といわれるレベルに到達すると見ている。チビサッカーはうんざりだ。が、逆にかつてのアルゼンチンのように横幅を広げるのもいい。175のチビでも体脂肪率5パーセントぐらいで100キロの身体を作り上げれば、こちらもまた世界標準のレベルに達すると見る。メンタルとフィジカル。どちらが欠けてもいけないが、ドイツ代表に自国を重ねて見てしまうとやはりサッカーで重要なのは体格なのだと改めて感じてしまう。

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