5月23日 朝

ブックオフが3期連続で最終赤字を計上した。2018年3月期の連結決算、最終損益が8.8億円の赤字。17年3月期が11.5億円の最終赤字。16年3月期が5.2億円の最終赤字。店舗数もここ数年で激減している。2010年3月期には1100店以上を展開していたが、18年3月末時点で825店。8年で300店舗を減らしたことになる。3月期にもすでに18店舖が純減しており、減少の流れが止まらない。不振の最大の理由は本の買い取りが減ったことに起因する。当たり前だ。ブックオフに売るくらいなら捨てる。こうした風潮はもはや共通認識といえる。いつだったか覚えていないが、最後に本を売った日を境に二度とブックオフには売らないと決めた。理由はいくつかある。店員の態度が悪かった。本に対する愛情を感じられなかった。価格設定が相変わらずだった。キャンセルしようか迷っているうちに本をさっさと持っていかれた。とても不愉快な体験だった。今では本を買うところでもなくなった。以前は掘り出し物をよく目にしたが、そうした機会もめっきりなくなった。近隣の店舗などはほとんど回転していないように見受けられる。結句、ブックオフは立ち読みする店。この認識に至った。無論、責任はブックオフ自身にある。最後に売った本は3冊。後日、確認すると、100円で買い取られた本が760円。250円が1260円。300円が1600円だったか、そんな値段で売られていた。すべて新刊本だ。10数冊、持ち込んだが、ほかは5円とか10円だったので売るのをやめた。インターネットで世界中につながる時代、こんな商売が長く続くわけがない。その思いはこの8年が明確に物語っている。選択肢では、まず、メルカリ、ヤフオクを優先する。そして、ブックオフに売るくらいなら捨てる。あるいはひとに譲る。本だけでなく、ほかのリユース事業においてもブックオフの魅力は失せた気がする。ヤフオクに同時出展中の文字を見かけるたび、ばかばかしく感じる。この文字を見た人間はまず売らないだろう。そういえばセドラーもあまり見かけなくなった。勢いがなくなった。ブックオフビジネスの終焉は近い。

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