3月6日 朝

24年の生活保護申請過去最多。どうすんのこれ。高齢化はますます進むし、物価高が止まる気配もない。ベーシックインカムを本気で考えなければならない時期に来ているのではないか。されど、いまの政府で実現は不可能。財務省解体も難しい。日本人が生き残るために何をすべきか。何もすべきではないのかもしれない。人口減も過去最多なのだから。約72万人の出生数を上回る自然減が約90万人。働き手が減るのではなく、引退世代が勝手に減っていくのだから、これはよい人口減と思えなくもないが、問題は次の世代、その次の世代が続々と高齢化していくわけで、このピークが2040年ごろに訪れる。すなわち、団塊ジュニア世代が老境に差し掛かる2040年問題のこと。団塊世代が後期高齢化する現在はいってみれば序の口に過ぎない。それに匹敵する人口爆発世代の団塊ジュニアがまだ働き手として社会を担っているからだ。本当の地獄は団塊ジュニアが社会のお荷物になるころにやってくる。その足音はひたひたと迫っている。団塊ジュニアを支える層がまったく存在しないこと。これが最大の要因だが、もっと細部に目を向けると、団塊世代とジュニア世代の資産形成の差に一因を求めることができる。家付き、車付き、家族あり、ボーナス何百万、退職金何千万の団塊世代と派遣、氷河期、単身、滞納のジュニア世代では自活力が違う。過去最多の生活保護申請25万5897件。熱中症で運ばれる患者が3万人。2030年には20万人を超すとかそんな指標があった。熱中症と生活保護申請。出生数と自然減。100歳以上と15歳未満。平日のスポーツジムは日本社会の縮図を覗き見るには絶好の場所だ。高齢者99.9パーセント。若者0.1パーセント。あと、15年。日本人が生き残るために何をすべきか。何もしない政治はもう終わりにしよう。4月からビールの価格が上がる。仕事帰りの一杯もますます遠のくことだろう。