1月18日 朝
スラムダンクが終わって、フランダースの犬がはじまった。朝のアニメタイム。マルコと1、2を争うイライラの子。それがネロ。パトラッシュ、なんだか眠いんだ。寝ちゃダメー。そんなとこで眠ってはだめー。かわいそうというより、あまりに愚鈍で腹が立つ。そんなときはペリーヌ物語を見る。アマゾンで観る。幸せの涙が流れるとき。何度も観すぎて、セリフも覚えてしまった。今すぐです。ビルフラン様。パリではパリカールに逢ってきましたよ。まあ、パリカールに。あと、なんといいましたっけ、あの男勝りの。ルクレおばさん。そうそう、ルクレさんがよろしくといっていましたよ。ペリーヌ様。ビルフラン様のお考え通り、こちらのお嬢様はエドモン様のご子息に間違いございません。オーレリー、やはりそうだったのか。名前はペリーヌ様。ペリーヌパンダボワヌ様が本当のお名前です。とうとう、そのときは訪れたのです、みたいなやり取り。ペリーヌを観て、赤毛のアンを観て。あの当時の世界名作劇場はすばらしかった。ペリーヌ、アン、トムソーヤ、フローネ、ルーシーの順。そして、記念すべき第一作目がフランダースの犬なのだった。その前年にハイジが放送されているのだが、フランダースを第一作として数えるらしい。第二作がマルコ、三作がラスカル。ここから本気を出す。ペリーヌ、アン、トムソーヤ、フローネ、ルーシーという不滅の刃を視聴者に突きつけるのだった。フローネに憧れて、無人島に住みたかった。子供だった。フローネやハックルベリーフィンのように木の上で暮らしたかった。ガキだったね。ルーシーを観て、オーストラリアを学んだ。フクロオオカミとか狼みたいな犬とか。グリーンの外壁の家を見かけるたび、アンのファンに違いないと最近では思うようにもなった。アンシャーリーという名前の喫茶店も知っている。プリンスエドワード島は今でも観光のメッカだ。名犬ラッシーが意外と最後のほうだったことに驚く。最後は家なき子レミ。同情するならカネをくれという感じなのだろうか。観たことないや。早くフランダース終わらないかなあ。