8月31日 朝
生ハムメロンをひさしぶりに食べた。もしかしたらはじめてかもなあというぐらい記憶がない。バブル期の象徴のような料理だが、完成度は随一で、漫画、大市民ではシャンパンと生ハムメロンの組み合わせを酒とつまみのひとつの極致と表現している。言いえて妙というか、生ハムの塩味とメロンの甘味、メロンのしゃくしゃくとした食感と生ハムのしっとりとした歯ごたえが口中で交ざり至高の一瞬を繰り広げるのだった。こんなことができるのも夕張メロンをもらったからで、結句、こういう食べ方でしか消化できなかった。シャンパンを合わせていたかというととんでもでべそで、いつものように焼酎のウーロン割を飲みながら、生ハムメロンをつまんでいるのだった。ああ、おいしかった。おいしかった、といえば、昼はひさしぶりにはま寿司に行ってきたのだけれど、平日、税込み110円うどんが誕生しており、こちらはこちらでびっくりした。あおさの味噌汁もクーポンで無料。なんですか、この破格感。以前はどんぶらこどんぶらこと回転レーンを回って注文品がやってくるはまー門真殿島店もリニューアルして東淀川店とおなじになった。魚べい、かっぱ寿司東淀川店と同様、高速レーンのみ。メニューはタブレットと眼前据え付けタッチパネルの二本立て。さらに110円うどんがラインナップに加わって、なんとも魅力的な店になったものだなあと昔の惨状を思い出すのだった。うどんをいただくなら、これからははまー一択かもしれない。ところで、この、はまー、という語尾を伸ばす言い方はくせのようなもので、ほかに、しまむらー、といったりもするが、思いつく限り、語尾を伸ばすのはこのふたつだけかもしれない。ヤフーも語尾を伸ばすが、ヤフーはヤフーであるし、というわけで、今朝のヤフーニュースをチェックするが、とくに興味のあるトピックスはなく、台風まだかなあと今夜も生ハムメロンに舌鼓を打ちつ打たれつ、うつつを抜かすのだった。