3月15日 朝
あ、ちゅうまに三月も半ば。1月は行く、2月は逃げる、3月は去るというが、正月から4月までやたら早く感じる。確定申告も今日までなので、まだのひとはお急ぎのほど。さて、世の中、何が起こっているかというと、大谷翔平が奥方の写真を公開した。やっぱりそうやん、というか、あの元バスケ選手のひとでした。お幸せに。続きまして、みんなでつくる党が破産。なんのこっちゃとひも解いてみると、元、N国党のことだった。ついこの前まで女子なんちゃら党という党名だったと記憶しているが、こいつらの存在が生理的に無理なので、世の中からとっとと消えてもらいたい。次。長友佑都代表復帰。おめでとう。次。プーチン氏、無風選挙で圧勝へ。おめ。オッケー、ネクスト、よろしくね、と今朝のニュースは続くが、正直、興味をおぼえるものはない。賃上げが今年は順調というぐらいか。毎朝、東京マーケットワイドを観ているが、物価高と賃上げは確かに今年最大のテーマかもしれない。30年におよぶデフレの世の中にあって、何が消費者の足を引っ張ったかというと、賃上げ不足が最大の要因だった気がする。にわとりが先か、卵が先か。議論はいたちごっこのように延々と繰り返されるばかりで、本質は遠ざかっていくばかり。なんだかんだいっても経済成長はしてきたと自負する経済学者もなかにはいる。絶対的に見ればそうかもしれないが、相対的に見れば、先進国の中で最低水準だったことは見過ごしてはならない。日本が2つ成長しようが、世界は7つ成長してきたのだ。デフレ脱却が先か、賃上げが先か、そんな論争はいらない。賃上げが先に決まっている。昨今の物価高の継続、株価の高騰、そして、極めつけの賃上げ満額回答。バブル期を知る者はこれをバブルと呼ぶが、そんなこたあ決してない。世界は成長を続ける。土地神話とは違い、これだけは断言できる。さらにエレメントは移り変わった。土の時代から風の時代へ。あ、ちゅうまに新年度を迎えるが、新緑の風はさぞかし気持ちのよいことでしょう。