3月6日 朝

近隣の衣料品店がそろそろクリアランスセールをはじめた。がっつり冬物衣料を安く買えるこの時期、来年用のため、どっさりと買い込んだのだった。この発想は安く買って、高く売る、あるいは高く売って、安く買い戻すという株の教科書からきている。スタバ株は6月に買え、というようなベストセラーもあった気がする。タイトル間違ってるかも。とにかく得を勝ち取りたければ、ハイシーズンとオフシーズンを見誤らないように気を付けなければならない。今日も朝から雨だが、雨の日に傘を買うようでは先が思いやられる。こういうときは需要と供給の根源を徹底的にあまたの中で粉々になるまでかみつぶすように考え抜く。必要に駆られたらワンロール10円のトイレットペーパーを100円で買うのが人間の心理だ。人によっては1000円を支払うかもしれない。気を付けなければならないこと。人間心理にも似たようなところがある。他者にレッテルを張って、うまく踊れば、さらに追い込み、自分の地位を有利に高めたがる人間の心理。こうした連中に惑わされないようにするためには人間にもハイシーズンとオフシーズンがあることを知っておかなければならない。難しく言うと、これを返報性の原理という。難しく聞こえるが、これはゆーゆーわんだーらんどで知った理論を覚えたての原則で組み立てているに過ぎない。返報性の原理とは貰ってばかりいるとお返ししなければ申し訳ないという気持ちになる感情のひとつで、大手のマーケティングでも広く応用されているごくごく一般的な手法なのだが、好意の返報性とも呼ぶこの心理は恋愛感情にも訴えることができるし、やろうと思えば、戦争にだって活用できる非常に有効かつ危険な原理でもある。そう、人間心理もかの相対性理論に当てはめて再構築すると物事が理解しやすくなるのだ。明日に続く。