2月4日 朝

最初から最後まで不愉快なアジアカップだった。結句、日本は何失点したのか。テレビ中継があったイラク戦で敗戦。イラン戦で敗退。テレビ局にはざまあみろといった軽蔑の気持ちがなくもないが、それにしても雑な試合運びばかりだった。今まで見てきたアジアカップのなかでもワーストワンのひどい気分だ。もりぽいちと栗山監督は過大評価されすぎとずっと思っていたが、栗山ジャパンが投手陣に重きを置いたのに対し、もりぽいちはあまりに守備を軽視しすぎた。その結果の大量失点だ。点を取る前に点を与えるな。栗山ジャパンのwbc優勝は必然だったのかもしれない。もりぽいちは即刻、更迭。あの吐き気を催すようなカリメロヘアージャパンもこれで終わりだ。新生日本代表に期待する。それにつけても今回のアジアカップにはむかついた。なぜ、テレビ中継がないのだ。ひとによっては時代の流れというかもしれないが、ただでさえ、サッカー人気は落ち目の一途であるにも関わらず、せっかくの大舞台が有料チャンネルでしか鑑賞できないとなると、大衆を巻き込むかつての注目度は期待できない。もりぽいちに続いてサッカーのテレビ中継ももう終わりかもしれない。時代の流れといえば、テレビより先にラジオの放送休止の輪が広がりそうだ。「amラジオ34局が放送休止へ、1日から順次」というニュース。2月1日からエーエムラジオがどんどんなくなっていく。寂しいなあと思う反面、存在は知っていたが、誰が聴くのだろうという思いはあった。昔はよく聴いていた。夜更かしを覚えたころ、夜中の友はいつだってラジオだった。テレビにはないアングラ感というか、ラジオならでのは素朴で親しみやすいおもしろさがあった。バグルスのラジオスターの悲劇もいまは昔。インターネットの悲劇もそろそろかもしれない。