9月23日 朝

コストコでクイーンサイズのブランケットを購入した。アメリカのクイーンサイズなので横230センチ、縦が248センチもある。日に干して、よく叩いてから取り込んだ。昨晩、さっそく、使い始めた。素材はポリエステル100パーセント。当初は静電気がバチバチくるのではないか、怖いな、と思いながら、恐る恐るもぐってみたが、これがすこぶる快適。十分な大きさがあるので、取り合いになることはなく、ゆったりと朝まで包まれている感がある。時期もよかった。冷房をつけてタオルケットだった毎日が急速な秋の深まりによって、冷房をつけてブランケットがちょうどいい具合の気候となった。寒くなると、最終的には羽毛布団に衣替えとなるのだが、これが日本のクイーンサイズなので、おそらく200かける200の大きさしかない。冷房と違い、暖房をつけて眠る習慣はないので、究極、寒ければ、この上にこたつ布団190かける190を載せて寝ることもあったが、昨年は電気敷き毛布を新調したので、200かける200の布団だけが掛布団の全容だった。ベッド幅が160センチなので、一見すると、十分な広さがあると見受けられるが、いざ、寝ると、縦も横も長さが少し足りない気はしていた。これ以上、大きいものとなると、あとはキングサイズしかない。値段も張るし、そもそも大型量販店で売られているのを見たことがない。そこで出会ったのが、コストコのブランケットだった。クイーンサイズで税込み3000円台。日本製であれば、シーツのほうが高くつくだろう。問題はその素材とにおいと触り具合。触ると、全体的にべたべたする。においも真新しい寝具というより、工業製品のような独特の異臭がする。安物買いの銭失いになるのではないか。ひとつ箱から引っ張り出し、裏表記を眺めてみる。なんとそこには。明日に続く。