9月18日 朝

朝4時に起きて、ラグビー観戦。イングランドの底力を思い知った一戦だった。ミスも多かったが、画面からでも伝わる異常な湿度と熱気のなか、よく戦いきったとおもう。アズ、グローカルカムトゥゲザー、ウィーアブレイブブロッサム、ホカキムア、ミタラマケ、サムライスモウニンジャレッツゴー、カツモートゴージャパンゴー、カツモートゴージャパンゴー、カツモート、アアア、レッツゴー、ブレイブブロッサム、レッツゴー。次戦に期待。さて、本日は悪名高き敬老の日。毎年、必ずといっていいほど、敬老の日の各種メディア発表の統計数字を当ブログに載せている。今年はどうか。総人口に占める65歳以上の高齢者人口が29.1パーセントの過去最高を記録。この数字には感慨深い、もとい、グロテスクな思い出があって、何年かまえ、もしかすると、何十年もまえ、高齢者人口が〇〇年に総人口の29パーセント、というような記事を読んだことがあり、とうとうこの日がやってきてしまったという万感の、もとい、ちょう恨胸に迫る思いに吐き気すらおぼえている。阿刀田高氏のショートショートに超高齢社会の現実を描いたものがあり、子どものころ、それはそれはおどろおどろしい世界に映ったものだが、これはサイエンスフィクションであり、こんな悍ましい社会が訪れるはずはないと、こちらも子どもながらに滑稽に読了した記憶がある。そんな日がやってきた。29.1パーセント。さらに75歳以上が初めて2000万人を超えた。日本国民の10人にひとりが80歳以上。高齢者の弊害は日々、いたるところで実感する。年寄りにやさしい社会を、というのが、子どものころは当たり前の道徳心だった。オトナになってもさほどその価値観に変容はなく、年寄りは国の宝みたない風潮がずっとあった。昨今はどうか。老害なる言葉が跋扈するように世間の道徳心は一定の理解を超越してしまった。平成元年には7700円だった年金保険料が、いまはいくらかというと、1万6520円。むろん、積み立てではない。この保険料はすべて現在の年寄りを支えるためだけに払っている。年金をちゃんと払ってきたんだから、と口をとがらせる年寄りがいたら石をぶつけま、失礼、意思をぶつけましょう。明日に続く。