9月8日 朝

ジャニーズの会見を見た。新社長就任により、タレント活動を引退する東山氏。ちょっと寂しい気はしたが、時代の流れなのかもしれない。オリンピックと同様で、知っているジャニーズの変遷というか、見てきたグループによって年齢がばれる。昨今の世代。一昔前のスマップ世代、光ゲンジ世代。さらに昔のたのきん、フォーリーブス世代。よくも悪くもジャニーズという芸能事務所は日本のアイドル文化にとって欠かせないエッセンスではあったのだ。ジャニーズの社名を変更すべきかどうか。世間の声は拮抗している。意見の内容は割愛するが、個人的には続けるならば、残すべきと思う。会社をたたむか、同じ名前で続けるか。一番よくないのが中途半端に社名を変えて、存続するという目くらまし的手法。続けるならば、ジャニーズで。ジャニーズ事務所の問題発覚でほくそ笑んでいるものがいるとすれば、新しい地図の三人かもしれない。下世話な言い方をすれば、勝ち組だったキムタク氏の窮地に三人でハイタッチをしている気がしてならないのだ。野暮な想像に過ぎないが。ジャニーズの新体制発表の会見に対し、当事者の会がどう捉えているかというと、まったく、納得していないようだ。東山氏の発言の「うわさでしか聞いたことがなかった」という部分が許せないようで、確かに第三者が聞いても、この発言は真実に遠く及ばない気がする。ただ、当事者の会にしても保身に走っていると非難する声と補償問題を考えて、このあたりで手を打つか、というオトナの事情が拮抗しているような気配は感じる。なんかもうプロレスみたいな雰囲気すらある。2019年から4年の月日が流れ、ジャニーズ帝国は存亡の危機に立たされている。特にファンでもない立場の人間でもその動向は気になる。今後も注視していこうと思う。