9月3日 朝

最近、チェストプレスを限界までがんばっているので、かなり胸筋が発達してきた。昔のタンクトップは小さすぎて着れないし、そろそろLLでもきつくなってきた。流儀圧搾のXXLが最もお気に入りといった状況だ。肉体改造ではなく、あくまでアンチエイジングの一環で続けているジム通いだが、近隣の平日の昼間のジムは年寄りばかりで張り合いがない。年寄りといってもゴールドジムに通うような年寄りではなく、リハビリで来ているとしか思えないジジイさまやおしゃべり目的のばばあさまたちがこぞってスペースを埋め尽くしている。こうした状況にうんざりし、人一倍、気合を入れて、空気を変えようとしているのだが、常連の年寄り連中のけたたましい笑い声や耳が遠いのかひたすら大声でまくしたてている健康譚にとうとう怒りに火がついてしまった。以前はヘッドフォンを着けて走っていたりもしたのだが、耳鳴りが怖くなりやめてしまったことも一因。こいつら、何しに来ているのだろう。というか、なんで生きているのだろう。年金受給者の暇つぶし会場のような近場のジムで、うんざりし続けながらトレーニングを続ける意味。それはひとえにアンチエイジングのためだったのだが、えんぴつのようなババアさまたちを見て、はたまた腹の飛び出たじじいさまを眺め、筋肉をひたすら大きくするのが我が使命とまで思い出してきている。徒歩で行けるジムはここだけ。トレーニングを習慣化させるコツはジムが近いこと。これを常々、自らに言い聞かせているのだが、ここまでひどいと、少々、遠くても別のジムに鞍替えするのもありだと感じている。さて、どうしたものか。平日とは違う日曜日の顔ぶれに少しだけ救われるのだった。