4月30日 朝
4月も今日で終わり。今月もいろいろ出かけたなあ。二週連続で桜ノ宮へ花見に行ったのもよかった。ららぽーともオープンした。昨日は電車で行ってみた。門真の駅から歩くのもはじめてだったっし、門真の駅から続く群衆を見るのもはじめてだった。連休初日とあって、人混みはマックス。ぶつからずに歩くだけで精一杯という状況。あいにくの雨模様だったが、傘を差しながらプラプラ歩くのもまたおつなもので、アスファルトの焦げる夏の雨のにおいがするほど、暖かいを通りこして、少しムシムシするような歩道を皆が一様に同じ方向を目指す。先月まではなかった光景。今日も朝から雨。今日は何をして過ごそう。そうだ、まずはごはんを食べようというわけで、朝食の支度をするわけだが、当然、その主役はお米であり、何はなくともコメさえあれば、なんとかなるのが日本人なのだ。そのコメ文化を冒涜する某コメンテーターの発言が巷間でちょっとしたにぎわいを見せていて、たまたまその朝のワイドショーを見ていたのだが、やはり同じように不快だった。「農家はコメの生産をやめて小麦をつくれ。食べないものを作ってもしょうがない」こんなバカにつける薬はないが、聴かせる歌はある。そう「日本の米は世界一」という歌を贈ろう。ウクライナ戦争で小麦の値段が高騰し、小麦を使用した食品価格も上昇の一途をたどるなか、ごくごく平凡に「小麦がなければコメを食べればいいじゃない」と思ったあなたは相当に問題がある。この言い回しは「コメがなければ小麦を食べればいいじゃない」で成り立つロジックであり、日本の主食、というよりは、日本人の根本がコメなのであり、日本書紀に書かれているように稲穂が実る国が日本の由来なのだ。そのコメを否定する人間はやはり、けしからん、と批判されて当たり前。某コメンテーターの二度目の謹慎を強く願うのだった。某コメンテーターと表現するのは名前を呼ぶのも汚らわしいからだが、米の飯が頭に詰まったというのはきさまのことじゃ。では、そろそろ、ごはんをいただきましょう。