4月2日 朝
もりぽにむかついて目が覚めた。なぜ、今更なのか。先日の対ベトナム戦にあらためて怒りが沸いたのだ。本戦出場可能性ゼロの39歳川島をゴールキーパーに起用し、ほぼキーパーのミスと思えるへなちょこシュートで先制点を許し、ディフェンダーの吉田のゴールで辛くも引き分けた雑な消化試合。結果としては消化試合ではなかった。結句、サウジアラビアがオーストラリアに競り勝ち、せっかくグループbを一位突破できたにもかかわらず、2位通過となった。今朝の目覚めの悪さはワールドカップの組み合わせ抽選会を予見したものかもしれなかった。日本が入ったのはE組。初戦ドイツ。二戦おそらくコスタリカ。最終戦スペイン。あれ、ポルトガルがいるということはイタリア散ったのか。散ったようだ。日本がベスト16の壁を突破する可能性は極めて低くなった。ドイツには空中戦で勝てそうにない。想定するスコアは0対3。スペインにはスピードとテクニックとスター性とマリーシアとフィジカルとデュエルと総合力で勝てる気がしない。予想スコア0対3。唯一コスタリカとは同等の戦いを見せるかもしれないが、中南米特有のマリーシアで削られて泥試合となる。予想スコア1対2。もし一位で通過していたとしたらサウジアラビアの入ったc組だったかもしれない。アルゼンチン、メキシコ、ポーランド。ポーランドにはぼこぼこに勝てそうな気がするが、アルゼンチン、メキシコにはぼこぼこに負けそうな気がする。長年、ワールドサッカーを観察してきて、最も贔屓とするナショナルチームはアルゼンチンと公言してはばからないが、これはやはりおさな日の記憶による。最強のスーパースターはいついつまでもディエゴマラドーナなのだ。あと、日本のメディアの悪い癖はブラジルを特別扱いしすぎる点で、これは先のラグビーワールドカップでオールブラックスを破って優勝した南アフリカに関してもいえることであるが、日本がメキシコに勝てる見込みはひじょうに薄い。メキシコは強い。日本の選手がデュエルで勝ったイメージはつゆほどない。そう考えると、一位通過も二位通過もさほど関係なかったかもしれない。ドイツとスペインと衝突する日本。まさにインファ、突撃、やったれ、かましたれ、と応援、絶叫、活劇を繰り広げるしかない。日程は11月23日ドイツ。27日コスタリカ。12月1日スペイン。最強の師走がはじまる。ドイツのFIFAランキングがいつのまにか12位まで下がっている。日本が23位。こちらもいつのまにか上がっている。こうご期待。