6月2日 朝
商業施設が平日に限り、全面的にオープンした。昨日はイオンに行った。この日を待ちわびていたのか、すごい人出で、いつもと変わらぬ表情がそこにあった。まるでずっと開いていたような、不思議な錯覚だった。未来屋書店を訪れるのもそういえば久しぶりだったが、雑誌アイアンマンを立ち読みする習慣もその他の書籍を立ち読みで済ます効率性もなんら変わらず、ただ、やはりにぎやかだと楽しいなとは思った。ワクチン接種も順調に進み、いよいよ日常生活が戻ってきたようなそんな雰囲気があった。歩き回って疲れた。疲れたので、夜はうなぎの肝を食べた。ひとによってスタミナ食は異なるものだが、単純に精をつけたいとき、選択肢は自分の場合、肉かうなぎで、肉ならば、焼き肉かステーキということになる。手っ取り早くステーキを食べよう。そうしようとのコンセプトで生まれたのがいきなりステーキという近年、悪い噂しか聞こえてこないステーキチェーン。ここの社内報が大炎上している。問題になったのは5月21日付けのペッパーフード社内報に掲載された「社長のステーキ肉カットのノウハウ」という記事。どういうことかというと、客が300グラムを要望して、切り落とした肉が350グラムになっても減らさずそのまま提供しろと指示しているような書き方をしている。この場合、客が支払う料金は無論、300グラム分ではなく、350グラム分となる。詳細は検索すれば、すぐに見つかるが、該当部分で特に気になったのが「先ずはお客様の目を見て、間を取ります」という部分が赤文字になっている点。全般に間の重要性を説いているのだが、この強調は脅迫に近い圧力をかんじる。さらに意図的に説明を無視し、次に「レアがオススメですが、焼き方をお伺いします」と続けるあたりはもはや詐欺に近い。説明責任を放棄している時点で、店側の良心も感じ取れない。該当部分を深く読めば読むほどに腹立たしくなってくる。最後の「お客様、店舗側の双方のメリットにつながると信じて」の箇所は強引すぎて笑ってしまう。この店を利用することはなさそうだ。