10月26日 早朝

コンビニのおにぎりが小さくなったという。普段、利用しないので比較しようもないが、実感として、おにぎりにかぎらず、すべての商品が小型化しているようにはかんじる。あれ、そういえば、味噌って1キロじゃなかったっけ。スーパーで手に取る750グラム入りの味噌カップに違和感をおぼえたり、ポトテチップス増量と書いているが、こんなにパッケージ小さかった?とか。実際に普段使いするものとして料亭の味という味噌があるのだけれど、これは一般スーパーでは750グラム入りだが、業務スーパーでは1キログラム入りで売られている。ということはいまだ製造されているということで、価格差はあまりなかったように記憶している。ならば、業務スーパーで買えということになるが、そうはいかのきんたまたこがひっぱるで、常日頃から安売り、特売、底値チェックを欠かさない身の上としては定期購入という方法をサプリ以外で取ることはない。そのときどきに応じて、最良の選択をするのが正解というスタンスでここまで生きてきた。このスタンスは実はコンビニ業界にあっても同様で、おにぎりが小さくなったという印象はあながち間違ってはおらず、ただ、それが原料価格の高騰や人件費の増大に起因するかというとそうでもないらしい。マナーポストWEB編集部というところが、今回、コンビニ大手三社に取材した。ローソンを除く二社から回答があった。結論からいうと、セブンイレブンは小型化しておらず、客のニーズに合わせ、増量している商品もあるという。ファミリーマートはもともとご飯の分量に決まった重さがあるわけではないとしながら、近頃の糖質制限の流行も考慮し、おにぎりに限らず、コメの量を抑える傾向にあるという事実を認めた。ただ、そのぶん、具材の量を増やしたり、詰め方の研究をしていると説明する。要するに近年の消費者ニーズに呼応する形で小さめのおにぎりにしたり、具材をゴージャスにしたりとあらゆる工夫を凝らしたうえで、ユーザーの選択肢は逆に増えてきているということ。この発想自体はさほど改悪にはみえない。ただ大きければいいというわけではない。握り寿司も昔は小ぶりのおにぎりぐらいの大きさがあったが、消費者の要求に合わせ、現在の大きさになった。これは戦争も如実に関連しているのだが、やはり、時代背景も需給の一環ではあるから、時代の要請もニーズには違いないのだろう。
posted by せつな at 06:59Comment(0)日記