10月18日 早朝

北海道(ジンギスカン)京都(湯豆腐)沖縄(ソーキそば)東京(江戸前寿司)神奈川(中華街)大阪(はりはり鍋)奈良(奈良漬)長野(信州そば)福岡(めんたいこ)石川(治部煮)長崎(皿うどん)兵庫(そばめし)宮城(牛タン)静岡(桜えびのかき揚げ)青森(三平汁)愛知(赤味噌料理)鹿児島(きびなご)広島(お好み焼き)熊本(馬刺)秋田(じゃっぱ)千葉(?)宮崎(冷や汁)大分(せきあじ、せきさば)愛媛(?)香川(さぬきうどん)富山(白エビとほたるいか)山梨(ほうとう?)新潟(栃尾のあぶらげ)和歌山(?)島根(出雲そば)三重(松坂牛)山口(下関ふぐ料理)福島(?)岡山(どみかつ丼)岩手(うに)高知(皿鉢料理)滋賀(なれずし)埼玉(?)山形(芋煮)鳥取(とうふちくわ)群馬(?)岐阜(?)茨城(納豆)福井(へしこ)佐賀(呼子のいか)徳島(すだち料理)栃木(?)その土地を訪れて、とりあえず知っていなければ損した気分になるという感じのものをざっくり考えてみた。そばがかぶったのはご愛敬。こうしてみると、西日本生まれ西日本育ちの浅薄な認識のせいだろうが、東日本、特に関東圏の名物を知らない。草津温泉に浸かったあとの肴は。鬼怒川温泉のときは。とか。そんなことをいうと、風呂のあとに納豆をいただきたくはないのだけれど、水戸納豆はやはり抜群の知名度なので。あと、中華街は反則におもえるが、横浜は最大規模であるし。ここで重要なのは、その土地を訪れてそれをいただかないと損をする、ではなく、知っていなければ損した気分になる、という似て非なる心の機微。日本の都市の魅力はすべからくその四季の様式に由来する。そのことを実感するのは、たとえば、京都などは春と秋ではがらりとその装いを変える。夏の床、冬の年越し。「ああ、秋もそろそろ深んできやしたなあ」これが京ことばに聴こえるひと、あるいは江戸っ子弁に聴こえるひと。こういうところにそもそもの本質が隠されている。沖縄を除くと、北海道もその例外ではない。台風の時期とかを考えると、沖縄もそうかもしれない。魅力ランキングトップスリーの北海道、京都、沖縄は不動の観光地だが、デメリットを挙げると、人気がある観光地はそもそも人の訪問が多い。順番待ちも必須。旅行者にとっては、結句、生活圏を離れられさえすればそれでいいような気もするし、その土地の真の魅力は長年、暮らしたものにしかわからない。こんなランキングになんの意味があるのだろうといつも疑問におもう。きっと、意味などないのだろう。
posted by せつな at 06:37Comment(0)日記