10月17日 早朝
都道府県魅力度ランキング2020年版が発表された。8年ぶりに茨城県が最下位を脱したという話題で持ちきりだが、替わりに栃木がその座に輝き、栃木県民が激怒しているという。日光東照宮はあるし、鬼怒川温泉はあるし、で納得いかないのかもしれない。だいたい、関東三県、茨城、栃木、群馬でこの地位を競っているような認識を持っているが、日本に魅力のない都道府県は存在しない。探せば、なにかしらあるだろう。星きれい、とか。北海道、京都、沖縄は観光地として、安定の強さ。東京、神奈川、大阪も都市部を代表して上位につけている。意外とこの手のランキングは指数がわかりにくいのだけれど、ひとつ挙げるとするなら、その土地を代表する料理、食材等がおもいうかぶ、というのは比較対照としてわかりやすいかもしれない。いまでこそ茨城県はメロンをつくっているんだぐらいの知識を有しているが、茨城に行って、名物をいただこう、と思い立っても、メロンは食べない。何を食べたらいいのか、見当がつかない。そうした観点で以て、1位からざっとひとつづつ列挙してみる。もちろん、不勉強でおそまつな個人的連想として。ルールとしては昨今のにわかブームとかB級グルメとか甘味とかフルーツとか街おこし的な名物とかなんのひねりもないどこでも育つ獲れる特産品とか品種とかは除外する。落花生とか餃子とか牛タンとか冷麺とかは外す。例外はある。例※長崎ちゃんぽん。ふぐやかにのように強豪が重なった場合は独断と偏見でより知名度の高そうなほうを有利とする。大間のまぐろのように消費地がかけ離れている場合は無視。北海道、ちゃんちゃん焼き。京都、ゆば。沖縄、チャンプルー。東京、江戸前寿司。神奈川、シューマイ。大阪、たこ焼き。奈良、三輪そうめん。長野、信州そば。福岡、豚骨ラーメン。石川、治部煮。長崎、しっぽく料理。兵庫、明石焼き。宮城、ふかひれ。静岡、おでん。秒速で思い浮かべていくと、このあたりから怪しくなってくる。青森、三平汁。愛知、みそ煮込みうどん。鹿児島、薩摩の黒豚。広島、お好み焼き。熊本、からしレンコン。秋田、きりたんぽ。千葉?宮崎、冷や汁。大分?愛媛?香川、うどん。富山?山梨?新潟、へぎそば。和歌山?島根、しじみ。三重、伊勢エビ。山口、ふぐ。福島?岡山、ままかり。岩手、わんこそば。高知、かつおのたたき。滋賀、鮒ずし。埼玉?山形、だし。鳥取、松葉がに。群馬?岐阜?茨城?福井、星きれい。佐賀?徳島?栃木?ご当地グルメはもちろんその土地土地で多々あると承知しているが、なんというか。わかるだろ?としかいえない。やっぱりよお、食材はなしっこにしようやと竜二ふうに言ってみた。明日は料理にしぼろう。続きは明日。