6月30日 午前中
今日で一年の半分が過ぎたことになる。この半年はほぼコロナだった。コロナによって翻弄された6か月間。そして、この先もコロナによる新しい生活様式に沿って暮らしていくことになる。紅白のころ、日本は世界はどうなっているのだろうか。まあ、半年も先を考えても致し方ないので、直近の先をみることにする。明日から7月。やるべきことを紙に書きだし、順番に潰していこう。というわけで、さっそく書き出してみると、意外に多かった。明日もはりきろう。そのまえに今日をはりきろうと、いつものようにグーグルを開く。そこには黒人の女王がいた。押してみたろ。この押すという動作をクイックとかクリックとかクラックとかクロックとかいうそうだ。マーシャpジョンソン。アメリカのゲイ解放運動家でトランスジェンダーの活動家でもある、とある。なぜ、今日なのだろう。ウィキペディアをしばらく紐解いてみたがよくわからない。もうちょっと紐解いてみると、ストーンウォールの反乱が関係していることがわかった。毎年、6月の最終週にパレードが開催されていて、反乱の象徴であるマーシャ氏を称えてのロゴ変更だそう。反乱の背景にはソドミー法があり、パタリロを読んでいるひとなら聞いたことはあるだろう言葉をひさしぶりに目にしたが、ともかくこの反乱を機にLGBTの権利拡大は転換期を迎えることになるらしい。先般の暴動も記憶に新しいなか、今年は黒人、LGBTともに真の解放をめざし、共闘するそうだ。そういえば、この黒人という日本独特のいいまわしもひどく差別的に映るそうで、悪気なく使っていたこの二文字もいずれ変わるかもしれない。ボケが認知症に変わったように。とかく世知辛い世のなかだからこうした配慮も欠かせないのかもしれないが、なんというか、赤毛のアンは赤毛を気にしていたし、チビはチビを憂い、デブはデブを憎み、ハゲはハゲを呪い、バカはバカを嘆くのだろうなあ。とにかくグーグルのロゴが黒人の女王に変更されていた。おもいだしたことをひとつ。「私は前世できっと黒人だったにちがいないわ」とその白人の女性はいった。アフリカの王女かな?人々は前世でケープタウンの売春宿で4ドルの売春婦をしてたとはまったく考えないようだな。