3月29日 午前中

ゲゲゲの鬼太郎が最終回を迎えた。いつくるのだろう、いつ終わるのだろうとおもっていたら、とうとうその日がきた。今般の鬼太郎は過去のいずれのものよりも現代社会に連係していて、妖怪という怪異を通じて昨今の病巣をするどく切り開いて見せた。まるで京極夏彦を読んでいるような錯覚に陥り、それでいて子供時代に戻ったように毎週、日曜の朝が楽しかった。最終回はいつも悲しくなるが、放送回が長ければ長いほどその思いは強く募る。そういった意味では近年の番組のなかでもっとも悲しい。ある朝、突然、その日がきた。まるで新型コロナウイルス発生時を彷彿とさせる最終話におもわず「見えている世界がすべてじゃない」と、ひとりごちたのであった。完。さよなら鬼太郎。オトナになったまなをみて、子どものままの鬼太郎をみた。ふいにあるシーンが脳裏に浮かんだ。ピーターパンの最後の場面。ウェンディはピーターパンにたしかこういったのだ。「わたしは年をとったの。ずっと昔にオトナになったのよピーター」新シリーズのとき、自分は何歳になっているのだろう、なんて、春の空を眺めながら。桜の季節に触れて。こんな歌詞も思いだした。「少女だったと、いつの日か、思いだす日がくるのさ」さよなら鬼太郎。さて、11月の米国大統領選の季節。わが大阪でもある大きな選択を示す季節となる。大阪都構想住民投票だ。これに関しての初歩的なQ&Aがあったので、備忘録がてら載せておく。Q敬老パス、こども医療費助成、塾代助成などの住民サービスは廃止?A大阪市が独自に行ってきた住民サービスは継続。Q税金、水道料金、などは値上げ?A事業の担い手は変わるがサービス内容や料金等は変わらない。Q今の地域コミュニティが壊れて、地域住民の声が届かなくなるのでは?A継続する。心配すんな。Q特別区の設置は大阪府の赤字解消のため大阪市の財源を使うことが目的?Aちがう。特別区制度の目的は広域機能の一元化と基礎自治機能の充実。大阪府の収支は11年連続黒字。Q市の税収が大阪府に吸い上げられ、他の市町村のために使われる?Aそんなこたあない。ちなみに今年度の大阪府一般会計予算は2兆6368億円。維新にまかせとけ。
posted by せつな at 10:07Comment(0)日記