3月12日 午前中
納豆を常食しているのだけど、普段、利用しているスーパーの売れ行きがすさまじい。朝、並んでいた納豆が昼過ぎには売り切れてしまう。ここ最近の流れなので新型コロナウイルスが影響しているのだろうが、それにしても極端だ。マスクは転売できたが、食料品など、一度に買い占めてどうしようというのか。これは日本だけの現象ではなく、世界中のいたるところで起きている現象だ。商品の奪い合いから殴り合いに発展するケースもあるという。常軌を逸している。当初の想定を上回り、コロナウイルスが社会生活に蔓延している。実際の罹患よりも延期、中止、売り切れなどの蔓延で、とうとう直接的に経済の根幹を揺るがそうとしている。いや、すでに揺れ動いている真っ最中といっていい。今朝の株価も大幅下落ではじまったし、連日、倒産を伝えるニュースに事欠かない。日和見だったWHOもとうとうパンデミックを宣言した。酒の量も増すばかりだ。ぜんぜん関係ないけど。酒といえば、史上最速の勢いで東京の桜の開花宣言が出そうだ。甲子園の中止も決まったし、花見酒で酔っぱらうしかない。今年の酒のお供はなににしようと考えるのもまた楽しい。いつも思うのだけれど、普段からスーパーマーケットをハードモード使いしていると、トレンドが見えてくる。とくに災害や大事があったとき、協定が結ばれたときなどは敏感に察知できるので庶民の情報源の最たるものはスーパーマーケットなのだろう。かつてクラッシュはスーパーマーケットに魂を買いに行ったけど売ってなかった、と歌ったが、最近のスーパーには魂も売っている。それが今般の買い占めなのだ。魂を安く買う奴は魂を安く売る奴で、そんな奴の魂はもはや腑抜けた魂で魂であっても魂とは呼べない魂なのだ。そんなスーパーマーケットで一番売れているインスタント袋めんがさっぽろ一番みそラーメンか塩ラーメンで、これは永遠のテーマなのだけれど、自分はみそに一票。昨日、ビールの付録でついていたラ王をいただきました。おいしゅうございました。