3月2日 朝

焼肉食べ放題呑み放題に行ってきた。アサヒのスリムグラスなので16杯ぐらいは呑んだのだけれど、その後にワインも呑んだし、食べ放題のあとにドリアも食べたし、パンも食べた。徹夜明けで、60分走って、ひたすら筋トレして、みっちりストレッチしたあと、じっくり湯に浸かり、がっつり焼肉食べて、たっぷりとベッドで寝た。目覚めると、二日酔いもない。体調は万全。こうして男は生き返る。再生など簡単だ。さて、今朝のコロナ速報はまず大阪の春の風物詩、大相撲大阪場所が無観客で開催されることになった。さらに場所中、力士に感染者が出れば即中止という極めてレアな場所となる。払戻金は10億円を超えるともいうし、ウイルスの猛威が日本中を吹き荒れている。当初の関心はウイルスに罹患するかどうかだったが、ここにきての混沌混迷は風評被害の側面もあるし、恐怖心が発展した狼狽、当惑にビッグイベント関係者がパニックを起こしていることに端を発する。このパニックはひとことでいうと責任回避に基づくパニックで、この流れに至るまでの日本の悪癖、すなわち、時期尚早、先送り、事なかれ主義、セクショナリズム、お役所仕事、前例踏襲、忖度、政治判断、消極的姿勢、などに由来する。続いてのコロナ速報。昨日、各スーパーマーケットを覗いたらトイレットペーパーもティッシュもすっからかんのすっかすかで代わりにどん兵衛が置かれていたりしたのだけれど、業界大手の製紙メーカーが力強く「安心しろ」と明言した。どういうことかというと、原材料の古紙とパルプは国内で調達していて各社ともに在庫も十分。なくなることはありえない。ということらしい。時をおなじくして、たまたま冷ややかなバブルというオリコミ記事をみたのだけれど、古くはチューリップバブルから昨今のITバブルまでの時系列を載せていた。そのなかにバブルの起源となった南海泡沫事件の概要もあった。詳細はネットでいくらでも出てくるので割愛するが、大手メディアは今回、こぞって「デマに乗せられず、冷静に判断を」と呼びかけている。しかし、デマ、デマゴギーの威力は歴史が証明しているようにすさまじい効果がある。デマだからといって、トイレットペーパーがなくなるのは現実で、そうなったら困るからとりあえず買っておく。このとりあえず買っておくが恐慌を呼びよせ、秩序を壊す。どうすればいいのかというと、単純に現ナマを見せるしかない。いまの場合はとっとと入荷し、さっさと売り場に並べること。これしかない。大衆にとっては、見えていることが事実であり、これは事実であっても真実ではないが、真実が必ずしも現状を打破するとも限らない。おそろしくも賢明な人生の真理がここにある。もっともっとシンプルに。肉を食べて寝れば男がよみがえるように。再生など簡単だ。
posted by せつな at 08:10Comment(0)日記