12月19日 朝
直近のやるべきこと。三つあって、そのひとつは今日中に片付けなければならない。オトナになると、どうしてこう次から次へ課題がやってくるのか。ほっといてくれとおもってもなんかの書類が届いたり、更新しろだの申告しろだのとっとと支払えだの放っておいてくれない。昨日はカーテンを替えた。これもやるべきことのひとつだった。風邪を治すこともそのひとつなのだけれど、悪化の一途をたどっている。本当に風邪なのだろうか。それでもジムに行って最低限のルーティンをこなし、昼食にいたってはキャベツひとたまをミキサーにかけてつくった離乳食のようなカレーで済ませたりと体調維持に努めている。問題は休息だ。よくわかっている。わかっているが、休むよりも動く癖が優先的に作動してしまう。走っていないと不安だからだとおもう。不安だからとりあえず動く。不安定だからひたすらあがく。されど、こうもおもう。きっと、これは正常な感覚だと。週刊金曜日という真っ赤な雑誌を置いている本屋がたまにある。たまたま見かけると表紙が山本太郎氏だった。山本氏といえば、れいわ新選組を用いて先の参院選を騒がせたのは記憶に新しいところだが、山本氏が目を付けたのが票田にならないという理由で放置されてきたいわゆる就職氷河期世代だった。この世代が呼応したことによって、小さな山が動いた。政策の具体性には疑問符を浮かべるしかないが、その方向性はもしかするとこれからのミニマム社会には必要な視点かもしれない。来年度予算102兆6600億円という額をみてそう思った。過去最大はここ最近の流れだが、今年度予算を1兆2000億円うわまわるとあれば、もうこの体質ではもたない。疲弊も限界がある。歳出の内訳をみると、やはり社会保障費が突出している。医療、介護、高等教育の無償化、幼児教育の無償化と増え続けてももはや減ることのない支出。8050問題もここに加わる。来年度がはじまり、再来年度がはじまる。東京オリンピック後の日本がはじまる。