12月13日 午前中
お風呂っていいなあ。朝10時半に行って、帰ったのが3時半。てことは5時間も館内で過ごしてしまった。主目的はもちろん入浴なので、それはそれは丹念に入浴をしましたが、それ以外にも楽しみがある。生ビールを呑みながらアフロ田中を読むこと。べろんべろんになってから仕上げにもう一度、露天風呂に浸かって、昼寝までして、玄米茶をいただいて、今朝は温泉効果なのか、普段よりぐっすりと眠れた身体は万事順調と書いてばんちょうだ。いや万全だ。なぜ、日本人はこんなにお風呂が好きなのか。以前も当ブログで、その日もお風呂に行ったあと、書いたと記憶しているが、風呂好きを自負する国家は日本以外に実はもう一カ国ある。実はもなにも勝手なこじつけなのだけれど実はを入れると自分以外ほとんど誰も知らないのではないかという間違った優越感が芽生えるから好きだ。古代ローマ人は風呂を好んだ。現在は知らない。テルマエロマエに代表される入浴スタイルが確立したのは130年代といわれている。いわれているというのも勝手な憶測なのだけれど、これを入れることによって博学めくので好きだ。古代ローマ人と日本人の入浴スタイルでもっとも異なることがひとつある。それは入浴する時間帯。日本人は主に一日の疲れをとるため、夜間に入浴することが多い。古代ローマ人は逆。一日がはじまる朝の活力源として入浴する。風呂に浸かって、さっぱりしたあと労働にはげむのだ。しかし、このカテゴライズも近代では少し変わってきて、朝シャンなどの言葉が巷間をさわがし、昨今では朝活なる用語も浸透した。朝旦入浴もめずらしくなくなってきた。そもそも早起きは三文の得という慣用句も日本には根付いており、英語にも早起きの鳥はえさをつかまえるとあるように人類において普遍的な考え方に基づくと、変わってきて当然なのかもしれない。では翻って自分に照らすと、朝も入るし、夜も入る。たまには昼にも入る。夏はシャワーで済ませることもあるが、元来、湯にはじっくり浸かっていたいほうで、特に熱い湯が好きとくれば、これはもう生ビールでしょう。