8月26日 朝

今朝の日経一面の見出しから。「日米、貿易交渉で基本合意」フランス南西部の街ビアリッツで開かれているG7にあわせて、日米首脳会談が行われた。そう、今回のG7で庶民にとって主要な関心事は日米貿易交渉にある。結果からいうと、ウィンウィンに終わった。米支貿易摩擦の影響で農産品の輸出が激減している現状において、米国にとっての一条の光が日本向けの輸出だった。これをある意味、逆手にとった日本政府は米国向け工業製品の幅広い分野で関税撤廃を引き出した。米国産の牛肉豚肉の関税引き下げはTPPと同水準となる。EPAの恩恵をいまだ感じられない昨今、庶民の期待は大きい。そういえば、一昨日、スーパーで米国産と豪国産の牛肉が同じ価格で売られているのをみた。TPPと同水準ということは、米国は豪国と競争条件が同等になる。ということは一昨日の価格帯にさらなる競争原理が働くということでもある。ということはアダムスミスの国富論からすれば、安くなることはあっても高くなることはないということでもある。経営学学士を有し、経済の多くを近隣のスーパーマーケットから学んできた自分にとって、ポン酢の値段は重要なのだ。あ、いまちょっとチラシを見てた。日米首脳会談の議題は北コリアの核、ミサイル、拉致被害者問題を除けば、ほぼ貿易交渉に終始した。例のジーソミアに関する言及はかけらもなかったらしい。G7前、告げ口外交に奔走した南コリアが哀れというかみじめというか、悲惨、無残、惨憺、不憫、気の毒、痛ましく、アホすぎて、憐憫の情を以て、ご同情、申し上げる。G7関連では三面に「米支対立、策なしG7」の見出し。4面にトランプ大統領、ジョンソン英国首相との初会談の様子。「彼はすばらしい首相になるだろう」会談の冒頭でトランプ氏がジョンソン首相を称賛。メイ前首相をさんざんにこけおろしている。FTAに関しては前進。ブレグジットも意気揚々。問題は対シナ政策の違いだろう。英国はすでにシナ資本に乗っ取られていると見る向きもあるぐらいだ。写真は両首脳とも飛び切りの笑顔で、初会談としては成功といえるのかもしれない。ほかにはG7の主要課題アフリカについて――昨日も当ブログで触れたが最後のフロンティアと呼ばれるアフリカで起業熱が高まっていることを伝えている――元来、日本はアフリカを得意としていたが、最近はシナ企業の独壇場ともいえるビジネスモデルの展開にはすさまじいものがある。20世紀がはじまったような感じだ。シドニーシェルダンのゲームの達人で描かれた世界というか。アフリカのもうひとつのトピックスは西アフリカ問題。こちらも社会面に記述があった。「190万人が学校通えず」武装勢力による治安悪化によるものだが、独立運動の続くカメルーンでは最も多い約4400校が閉鎖。治安以外の要因もあわせると、学校に通えない子供は中部と西部で約4000万人。アフリカはまだまだ細分化されそうな感じだ。最後に社会面の片隅。大阪で行われたワンコリアフェスについての記載。これ、載せる意味ある?これ載せるなら全国の盆踊り大会の詳細も載せてくれ。とまれ、26日がはじまった。本日は風呂の日。おふろに出かける日。いやあ、昨夜も呑んだ呑んだ。ひとっぷろ浴びて、また、呑むか。
posted by せつな at 08:02Comment(0)日記