8月1日 午前中

ルル飲んで寝たら少し改善した。少なくとも節々の痛みは消えた気がする。「だが、気を抜くなウイルスはまだおまえのなかにいる」とはヒュウガウイルスだったか。昨日はまた靴を買った。別にいらないのだけどほかに買うものもないし、10パーセント引きの券が昨日までだったしという理由だけで買った。いずれ履く日もくるだろう。ほかにはブックオフが108円の本をくれるというので、こちらはこち亀の下町奮戦記にした。夏になるとこち亀を読みたくなる。両さんが永遠の夏休みを満喫しているからだろうという気がする。自分のしばられた自由と両津勘吉を重ね合わせてしまうのだ。8月に入ると、とたんに猛暑が幕を開ける。連日連夜の火炎放射と冷房の北風にすっかり体調を崩したもののそこは気の誉れというか、わくわく感が体調のそれを超越してしまうのが自分の常だ。夏休みになると、楽しみは読書だった。これは中学のときの先生がいっていた、夏休みは普段、読めないような大作にチャレンジしてみてもいいし、朝方まで本を読んでも許される貴重な期間だ、というような言葉が今も胸に残っていることがその一因ともおもう。この傾向は少年を逸脱したいまも多分にあって、夏になると、読書量が増える気がする。昨日も風邪の寝床の中で、たまたま大沢在昌氏の未読本をみつけたので、紐解いた。まだ読んでいない本が数冊はあるはずだ。大沢氏の著作でハズレは一度もない。無論、作品の弩級度は異なるが、楽しめなかったことは一度もないという意味で、今回、たまたま手に取った本、コールドボディウォームハートは出だしから引き込まれた。あとのお楽しみ。夏はジャンルでいうと、エンターテイメントがいい。もっと細かく分類するとミステリー、さらに細分化すれば、青春ミステリーがいい。いまでもたまに読み返すのは樋口有介氏のぼくとぼくらの夏。サントリーミステリー大賞読者賞を獲った快作で、テレビドラマ化もされた。これもあとで探そう。
posted by せつな at 07:48Comment(0)日記