7月30日 午前中

猛暑日がはじまった。まさにそんな感じだ。大阪予選を履正社が有終の美で飾り、今朝の新聞では徳島と愛媛を残してほぼ全校、出そろったことを伝えている。注目校は数あれど、何気に観たいのは島根代表いわみちすいかん高校だ。前名(ぜんみょう)江の川高校。高校野球ファンならこぞって「ああ、谷繁の」などと口をついて出るかつての名門校だ。関西から進学する人間も多く、甲子園を目指す野球少年たちにはなじみ深い高校ともいえる。その岩見が13回におよぶ激戦をサヨナラで制し、甲子園へとやってくる。ちなみに決勝の相手は開星。アメトークではおなじみのガッツポーズのポロリシーン、ジャイアンこと白根なおき選手を輩出したことで知られる。バーチャル高校野球ではこの一戦を「伝説がはじまる」と銘打ち、詳しく報じているが、今年の注目点はなんといっても関山兄弟の活躍にある。兄あると、弟なごみ。ふたりとも大阪府出身で、先に入った兄の背中を追う形で弟なごみ君も岩見への進学を決めた。今季、主将を務める兄あると君がセカンドを守り、弟なごみ君がショートを守る。この二遊間の連携が最大のみどろころだ。ほかには今回、初出場校がふたつあって、それが愛知の誉高校と宮崎の富島高校。先日のラグビー日本vsフィジー戦では見事にジャイアントキリングを果たした。ああいった光景は何度みても胸が熱くなるし、心がおどり、魂がゆさぶられ、骨の髄まで突き動かされる醍醐味がある。初出場校が目指すものはまさにその根源、挑戦者の心意気だ。存分に暴れまわってほしい。そして、砂をかき集めて泣きなさい。泣くがよい。声をあげるがよい。青春の一ページがこの夏、深奥に刻まれるのだ。大阪の桐蔭は負けたが、大分の藤蔭は今年も甲子園にやってくる。常連校とまではいかないが、名前をおぼえてしまった。あとはやはり強豪校は決勝でもその勝ちっぷりがいかんなく発揮された。花崎徳栄、作新学院、仙台育英、智弁学園、智辯和歌山、明徳義塾、とくに明徳はひさしぶりの夏といえる。余談ですが、父が高知出身。母が島根出身です。8月6日甲子園開幕。楽しみだ。
posted by せつな at 10:20Comment(0)日記