7月9日 午前中

南コリへの規制強化がおもわぬところへ波及している。すなわち、イラン核合意だ。2015年7月。核兵器開発に疑惑を持たれていたイランと、p5にドイツを加えた六カ国とが結んだ合意で、イラン側が大幅に譲歩するかわりに制裁を緩和するというものだった。しかし、たとえ制限つきでも核開発は継続できること、弾道ミサイルの制限が盛り込まれていなかったことを理由に2017年に誕生したトランプ政権はいままでの合意から離脱し、制裁を再開した。これが現在の険悪な関係に発展するわけだが、7日、イラン政府は合意で決められたウラン濃縮度の上限3.67パーセントを同日中に超過すると発表した。もはや合意維持は風前のともしびで対応の窓口となっている英独仏の打つ手も限られている。そんななかで、イランの核兵器開発の一助として南コリへ輸出したフッ化ポリイミド、レジスト、高純度フッ化水素が横流しされているのではないかとの見方が浮上した。これらの軍事転用物資が北コリアを通じてか、直接、イランへ流れたのかはわからない。政府中枢は「不適切事案が複数発生した」と説明するにとどまったが、確実な情報、証拠をすでにつかんでいるのは明白だ。当の疑惑はその南コリおひざもとの朝鮮日報からも2019年5月17日付けの一報でリークされている。「大量破壊兵器に転用可能な戦略物資の不法輸出が3年間で3倍」南コリアンはこの状況を冷静に受け入れるどころか、逆切れ状態であり、日本製品の不買運動、日本への観光禁止などの反応を示している。どこかおかしい。いや、まるで、おかしい。不買運動するというならフッ素化合物も不買すればいい。二大産業であるキムチと犯罪者も輸出禁止してくれていい。あいかわらずあさっての方向からの稚拙なリアクションには安心するいっぽうだが、はたして今回の日本政府の判断を甘くみているふしはいまだ感じ取れる。北コリアへのせどり、武器転用品の横流し、さまざまな疑惑が今後、いたるところからあぶりだされていくことだろう。
posted by せつな at 10:26Comment(0)日記