5月31日 午前中

5月も今日で終わり。五月晴れのゴールデンウィークも今はむかし。6月を目前に昨日はひさしぶりに嫌な思いをした。とある公共の場所だったのだけど、暑かったので着ていたデニムジャケットを椅子に置いていた。ちょっと目を離したすきに、デニムジャケットのポケットをおっさんがまさぐっていた。速攻、奪い返したが、おっさんはおそらくシナ人だったようだが、ぼそぼそと聞き取れない言葉をあやつり、その場をあとにした。呆然とした。あとから考えたら置き引きで警察に通報すればよかったとか、呼び止めればよかったとか、怒鳴ればよかったとか、蹴りぐらい入れてやればよかったとか、いろいろおもったが、とっさのことでうまく頭がまわらなかったのかもしれない。ただただ気持ち悪くてどきどきしていた。ユナイテッドアローズの結構、気に入って着ていたジャケットだったのだけど、気持ち悪いので捨てた。自分の衣服に他人の手が入ったかとおもうと、耐えられなかった。そのときぱっと思ったのは痴漢被害についてだった。痴漢被害に遭ったひとの気持ちを一瞬にして理解した。なぜそう思ったのか。やはり、気持ち悪さからきたのだとおもう。大阪市内に住んでいたころはよく盗難被害にあった。不用心すぎたのもいけなかったが、平気で他人のものを盗む人間が理解できなかった。ひさしぶりに得た尊い教訓だ。警戒を怠っていた自分を神さまが叱ってくれたのだろう。これからはもう少し注意する。ついでにいうと寝屋川でのできごとで、こうして悪感情は増していくのだろうか。もうひとつ。昨日は健康診断を受けた。寝屋川のできごとで頭にきていたのかもしれないが血圧が152もあった。下は105。すっかり忘れていたのだけど、昨年はガンマGTPが700を超えていた。今年はもっと上を行くかもしれない。健康診断後に食べたおにぎりがとてもおいしかった。これも毎年のことだ。五月にやり残したことをつらつらと思い浮かべてみるのだけど、あまりない気がする。月末のプレミアムフライデー。昼からワインかビールか。それが問題だ。
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5月30日 朝

チャーハンの発祥は古代インドのプラーカであるととあるマンガで知ったのだけど、これがシルクロードを西へ向かってピラフ、パエリア。東へ行ってチャーハン、ナシゴレンとなる。そして、我が国へ入ってくると、その姿は融通無碍となり、ヤキメシと名前を改める。遠回りもした。回り道もした。数ある米料理にであったが、結局、ヤキメシにとどめをさすことを知った昨今、チャーハンぱらぱら信仰を打破すべく立ち上がろうと決意した。なんでチャーハンはぱらぱらでなくてはいけないの。どうしてそんなに油を使うの。鉄鍋を愛用するとわかるが、とにかく油を多用する。多用しなければくっつく。ひじょうに管理も難しい。なのに、なぜ、つかいつづけるかというと、やはり、おいしいからだ。野菜炒めなどはテフロンとは比べ物にならない。格段の違いにおどろく。中華屋で食べたあの香ばしい味を再現するには鉄鍋をもってほかに手段はない。野菜炒めには少量の油でその才能を発揮する優秀な鉄鍋にもかかわらず、太りたくなければ米はできれば煮てくれといわんばかりに炒めるさいは油を欲してやまない。たまにバカなのかとおもう。目玉焼きをつくるときはテフロン加工1択だ。鉄鍋でもできなくはないが、焼くというよりはどうしてもフライドエッグという仕上がりになり、和食の目玉焼きとはとうてい呼べない。ここで根本的なぎぎが生じる。そもそも油分の多用自体が日本人には向いていないのではないか、ということだ。日本料理は水の料理といわれる。中華が火の料理、フレンチがバターの料理にたいして、日本料理は澄みきった繊細さが要求される。繊細さは脂肪分と仲が悪い。脂質の刺激は糖質とほぼ同様の働きをする。欧米では常識のトランス脂肪酸の害悪も ようやく近年、我が国でも認識されるにいたったが、脂肪分の働きによるメリットとデメリットをかつての日本人は本能的に知っていた。組み合わせの理である。たけのこにワカメを加える食べ方、刺身にわさびやしょうがを添える食べ方、暑い夏には酢の物を、寒い冬には水炊きを。味覚にうったえるだけではなく、栄養不均衡の是正、食あたり防止、体質改善なども考慮し、長い年月をかけ構築した独自の食文化。そのひとつとしてぱらぱらチャーハンではない、しっとり系のヤキメシが登場したとは考えられないだろうか。高温に熱した鉄鍋を豪快に振って振って振りまくるチャーハンではなく、お母さんが狭いお勝手でしゃもじでかきまぜつくる焼き飯。お母さんのつくった焼き飯が食べたい。きのうの残りものでほぼ構成された具材。ところどころまだ白めし部分の残るいいかげんな醤油加減。卵のはいらない日もある。ときには強引にピラフと言い切る洋風の残り物に偏った出来具合。ほかほかと湯気が上がっている。そんな焼き飯がヤキメシであって、そんなヤキメシを食べたい。
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5月29日 朝

今朝のワイドショーは川崎の事件一色と化すだろうが、続報が伝わってきて知れば知るほどおそろしい。まず、犯人の容貌については当初、相当ごつい感じなんだろうなと想像していたらどうやら違った。こちらも次々に概要が届くことだろう。犯人もそうだが、どちらかというと事件の起きた登戸という地域に興味をおぼえた。川崎と聞くだけで西の人間は治安のあまりよくないイメージを持っている。東の人間が寝屋川と聞くと、という感じに近いのではないだろうか。寿町や西成とは異なる伝わり方というか。凶悪事件というジャンルで全国ニュース化する流れ。川崎の印象はこの流れだ。登戸をよく知る人物による分析はなかなか参考になった。地域性というのを侮ると痛い目に遭う。最近、こういう偶発的な事件を知るたび見るたび聞くたびに武器の必要性を感じる。銃刀法は違反なので何がいいかというと、やはり警棒だとおもう。昔は漫画の影響で警察が持つようなかなりいい警棒を持っていたのだけど、たぶん引っ越しのさい、どこかに消えてしまった。警棒なら折りたためるし、人間以外のたとえばツーリング時の野犬対策とか昨今はやりのアーバンイノシシとかなら相手にできる。もちろん限界はあるが、素手で対処するのとは大違いだ。川崎の事件ではすべての犯行を終えるまでにたった10数秒しかかからなかったということが防犯カメラの映像からわかった。10数秒。ざっと20秒として、異変に気づいてから何ができるか。目の前にきた刃渡り40センチの包丁をみてどう身体が動くか。警棒を持っていたとしても咄嗟に飛び出るのはこぶしのような気もする。そう考えると、イスラエル軍が実際に採用しているという武道クラヴマガを習得するのも一案かもしれない。これは護身術としてはかなりハイレベルの実践式トレーニングで対面相手は銃器を持った敵を想定している。全国規模では調べてみないとよくわからないが、東名阪にはトレーニングセンターがある。大阪はたしかミナミのどこか。降りかかる火の粉は払わなければならない。その最短の道は身体を鍛え、武器を持つこと。悠久のいにしえから答えは変わらない。
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