1119 午前中
百田尚樹氏の著作「日本国記」が発売直後からすさまじい勢いで売れている。初版25万部に5万部の発売前重版を加えた計30万部でスタートしたが、さらに正式発売日の12日、10万部の増刷が決まったという。この数字がいかにすごいことか、以前、紐解いた松本人志氏の「遺書」の初版が5万部である。御存じのとおり200万部を超える大ベストセラーと化したが、たった5万部?と首をかしげる著者の嘆きにあとがきで識者がこう答えている。「初版で5万部というのはかなり強気」これを裏付けるように昨今の出版業界では1万部売れればベストセラーが常識だという。それが30万部。さらに増えて40万部。100万部突破はまず間違いないとして、このおそろしい売れ行きの根拠はどこにあるのか。行きつけの本屋でもレジ前のもっとも目立つ場所で大々的に陳列されていたので手に取り目を通してみた。ほとんどの新刊本を本屋の椅子で読了してしまう自分でもさすがに分厚すぎて近現代しか読めなかったが、特段、おかしなところはない。ごくごく当たり前の認識がごくごく当たり前に記されているだけで、北コリアに関する章などは手ぬるく感じるほどだ。発売前からド腐れきったサヨク界隈からいちゃもんをつけ続けられた今作だが果たしてどの部分が気に入らないのだろうか。百田氏の盟友であるケントギルバート氏は感想をこう述べている。「内容について賛否両論あることは、日本が民主主義国として健全な証拠だ。だが、従来の歴史観と違う内容は許せない、だから読む必要すらない、排斥すべきだ、と考える人たちは全体主義者であり、日本よりも近隣諸国に住むべきである」見識というべきだろう。この動きはもはや日本国記現象だ。ケント氏も述べているが、今後、メディアがどう報じるかとても楽しみだ。さて、先ほどもいったが、ほとんどの新刊本、話題本を本屋の立ち読みで読破してしまう自分は出版界の敵といっていい。いいが、これまで料金を支払わず本を持ち帰ったことは一度もない。盗もうなどと考えたことも一度たりともない。そういった行為は著者に対する冒涜であり、立ち読みとは意味を画す行動と考える。で、あるからこそ、サヨク思想に毒された近隣諸国に住むべき害虫が万引きを煽るツイートをした事実は見逃せない。いうに事欠いて批判するために「歴史修正主義は許せない。批判検証のため、買わずに万引きすべし」と持ち掛けたのだ。これは犯罪教唆以外の何ものでもない。恥を知れ人非人畜生が。近現代しか読み解いていないが、この本は全日本国民が読むべき本だと声を大にしていいたい。我々、日本人はどこから来て、どこへ向かうのか。そのヒントの多くが日本国記のなかに隠されている。歴史修正と揶揄する連中にいいたい。きさまらの腐った頭は腐ったまま朽ち果てるだけだ。理知的でありたければアップデートは重要な作業のひとつだ。毎日、欠かさず行おう。