10月13日 朝
モスバーガーが自滅の道をたどっている。御都合主義と事大主義にまみれた亡国に未来はない。にも拘わらず自国に甘え他国を慮る背景には気づかずうちの感染もあるのだろう。細菌はいたるところに存在し、飛びつく瞬間を窺っている。手洗い、うがい、除染、なにより予防が大切だ。助けない、教えない、関わらない。そして、近づかないこと。これ重要。そういえば唯一逃げ切れると思われていた李あきひろ元大統領に懲役15年、罰金13億円の判決が下った。全世界でもっともリスキーな職業。それが南コリ大統領といわれ久しいが、結句、この法則から逃れることはできなかったようだ。朴前大統領が懲役25年、罰金20億とこちらも凄まじいが、どこかの女優のようにキャッシュでぽんと支払うことは可能なのだろうか。1000年の恨みも今となっては懐かしい。あと、990年ぐらいか。逃れることができない宿命のひともあれば、どうにかして逃げ切ろうと悪知恵を働かせるのもまた人間というもので、お次は大学の奨学金返済に関するニュース。大学在学中は奨学金の返済が猶予される制度があるらしく、これを利用した裏技が紹介されていた。要は大学卒業後に学費の安い通信制大学に鞍替えし、返済を伸ばし続けるという方法で、別段、違法でもなく、このやり方を利用するひとは多いという。九州に住む30代の男性は私大在学中に日本学生支援機構から700万の奨学金を借りた。返済額は月3万円。だが、制度を利用し、この六年間、払っていないという。なるほど。安い通信制大学を選び、科目履修生にでもなれば条件を満たし、返済額よりもかなり安くあがる。しかも資格取得にも有利とあれば、活用しない手もないようにおもう。在学期限は当然あるが、同じ大学に入りなおせば再び入学金を支払うこともなく済む。欧米ではリカレント教育といえば、ごくごく一般的で、日本もようやく最近、生涯学習と称して少子高齢化の現代に焦点をあてはじめた。一般の大学のように124単位そろったとしても単位取得が在学の条件ではないこうした機関では在学期限のぎりぎりまで在籍することもでき、何度でも入りなおすことができる。支援機構の条件で本人がなくなれば返済が免除されるという条項があるので、この世の終わるそのときまで在籍していればいい。必ず免除される。日本の場合、奨学金とは名ばかりで実際はただの借金に過ぎない。それでも一昔前までは学士様といえば、その後の輝かしい未来が保障されていた時代もあるので制度の活用は是非でもあった。しかし、今は率直にいってリスクでしかない。社会に飛び出すスタート時点で700万の借金を背負わせるシステムはそもそもおかしいという前提に立ち返ったのち、返済延滞問題を語ってほしいものだ。