10月22日 朝
久々にキーボードを使って書く気がする。二日、睡眠がとれなくて、昨夜ワインをがぶ飲みしたら朝まで一回も目が覚めなかった。泥沼のような眠りとは昨日のことをいうのだろうか、とにかく寝たら体調が万全に整った気がする。無論、睡眠だけではなく、朝から晩まで遊びまくっているのと、欠かさないジム通いにも原因を求められるが、男の一生、長いようで短い。今後もこうした状況は続くのだろう。諸行無常、有為転変、盛者必衰、生者必滅、そして、栄枯盛衰。昨日、村田選手が王座から陥落した。今後の進退についてはまだ不明とのことだが、ミドル級という全世界でもっとも激熱な階級でのファイトに日本人が君臨する。これだけで胸熱というものだろう。引退はまだ早い。期待するしかない。ボクシングだけではなく、最近、熱々のものを欲している。本当に急に寒くなった。日中は半そで半パンのサーフスタイルを貫いているが、もうそろそろ限界がみえてきた。今日あたりから秋冬モードに突入するかもしれない。これはこれで、楽しみではある。熱々の一品で最近、注目しているのは白菜なべ。この語感から水炊きなどを想像するが、少し違って、漫画大市民を読んでいると、必ず登場する逸品だ。これは白菜と豚肉を交互に重ね、ほとんど水なしでじっくり煮込む料理で、このまえ一度つくってみた。水炊きに比べると旨味が濃く、白菜もとろとろになるので、ひじょうに食べやすい。しかもおいしく酒の肴にしっくりくる。我が家では冬になると毎晩、鍋物が食卓に上がる。鍋物を欠かさない晩酌となる。大体、ローテーションで水炊き、おでん、すき焼きになる。ちなみにしゃぶしゃぶ、鳥団子、湯豆腐、タラちり、あんこうなどは自分のなかで水炊きカテゴリーに属する。つまり、具材の変化は必須で、鳥団子と豚しゃぶのカップリングが前提のときもあれば、いただいている最中で追加することもある。あるいは締めのうどん、ラーメン、雑炊のとき、水炊きからただのカレーになる場合もあったり、残りのスープが翌日の味噌汁に変わることなどもしょっちゅうで、たまには炊き込みご飯に変化したりもする。鍋物は融通無碍だ。自分もこういう人間でありたい。昔は一途だったが、今は違う。肩書など何十種類あってもいい。そう思えるようになったということだ。