10月25日 朝
本日はなんといってもドラフトだろう。午後5時。関西地方はMBSが生中継する。注目点は根尾選手。昨年の清宮の7球団に迫るかが見ものといったところか。今朝の新聞を読んでいて、一応、予測が載っていたのだけれど、意外に思ったのが吉田選手の1位指名でロッテしか名乗りを挙げていない点。あれれ。あと、歴代一位の指名数は野茂氏の8球団というのも知っていたようでどうだったっけと記憶があやふやだ。ほかにも話題は尽きない。昨日はトップニュースで安田氏の解放が告げられたが、無事でなによりだった。プロ人質も今回の件を以て自重すべき時を悟ったことを期待する。おそらく無理だが。これに対する朝日のコメンテーターの見識がひどい。ひどすぎる。改めて事の経緯を確認したが、悪化するシリア情勢を見極め、日本政府が渡航禁止勧告を出したのが2012年。ありとあらゆる手段で渡航を阻止すべくも安田氏は自らの判断によってシリア入りを決めた。そして、2015年に拉致される。自業自得、自己責任、イラク三バカ、ありとあらゆる非難の声はまさに正当の声に聴こえた。あれから3年の月日が流れる。もう無理だろう、ビタ一文税金を投入するなよ、余生はそちらで。こちらもありとあらゆる反感の声に支えられる。昨日、解放されるや、メディアの扱いは実に堂に入っていた。国賊にしか思えない人間を英雄と持ち上げる声に正直、驚いた。これが今現在の日本のメディア。今朝の朝日新聞、毎日新聞の論調も同じだった。求心力の衰えはますます激しくなるのだろう。首相の所信表明の一覧にも言及しておこう。外交、日米安保、経済政策、成長戦略、過去の主張を踏襲する内容にさほど変化はみられないが、明らかにずれてきているのが経団連との距離感だ。ちょっと近すぎるではないか。ここは一段、離れた場所で今一度、立ち位置をおさらいすべきときではないか。注目したのは稲田氏の代表質問で、これは異例の抜擢だったという。やっかみ嫉妬も散見されると記事は伝えている。あまり報じられていないが、防衛相退任ののち、今般の改造内閣で総理補佐兼副幹事長とかの重要職に就任している。安倍首相はどうにか稲田氏を後継者に育てたい。この感覚は変わらぬ思いなのだろう。