12月17日 朝

18日に酒ほその最新刊が発売される。事前予約で購入しているので早ければ19日には届く。よって、そのいっこまえの41巻を復習というか、一応、読み返している。第24話カンパーイで描かれた世界観が今時で改めて読むとおもしろい。とりあえずビールで乾杯という図式はもはや失われた文化なのかもしれない。ウィズニュースによるとビールの消費量は1994年をピークに現在では絶頂期の6割減にまで落ち込んでいるという。昔の夏は一杯目に命を賭ける酒のみだらけだったが、それも今は昔。近頃では酔うために飲むのではなく、楽しむために飲むのが主流で各自一杯目からそれぞれが飲みたい酒を注文し、他人の酒の到着を待つことなく勝手にやりはじめる。量もさほど飲まない。かつて一杯目といえば生ビールをおいて他になかった選択肢も嘘かほんとかカシスオレンジ、カルピスハイ、生搾りグレープフルーツ等の甘い酒でも許容されるという。若者の酒離れが叫ばれてひさしいがこうした甘い酒好き男子をカシス男子と呼ぶらしい。カシス男子の増殖は日本の酒文化をことごとく変えていくことだろうが、それはそれでいいような気もする。食の多様化が味覚の許容度を増したように誰もが決められたスタイルで一律に飲む時代ではないようだ。場末に追いやられたのは何も中年男性だけではなく、多くの喫煙者や多くの若年寄りも同様、変化に対応できない者の代表として時代に取り残されるのだろう。酒のみのくせに何ゆえこう達観的でいられるかというと、やはり数々のスクラップ&ビルドを見てきたからだとおもう。古きよき時代はたしかにあったし、懐古趣味といわれればそのとおりだが、それでも新しいものを受け入れて今、この時代を生きている。結句、そんなものだとおもう。自分は自分の酒を飲むだけ。それでいい。
posted by せつな at 07:23Comment(0)日記