12月13日 朝

サンフランシスコ(以下、SF)市長が65歳の若さで急死した。11月23日の追軍売春婦像設置表明からわずか3週間で帰らぬ人となった今、その人となりが伝わってきた。エドウィン、マー、リーという名前が物語るようにやはり支那系移民の子で両親の思想が市長に相応の影響を与えたとみていい。2011年、アジア系初のSF市長就任前は同市で弁護士活動をしていたというガチガチの人権派で、SF市アジア人法連盟という団体を経てアジア系移民、おもに支那系移民とみられるが地位向上に尽くした。市長に就任してからの活動期間は意外に長く、日本人としてはリー市長の思想にスポットを浴びせがちだが、本質を繙くにはその経済手腕に注視しなければならない。2011年の初就任から二度目の選挙である2015年には得票率56パーセントという支持で再選した。その背景には就任5年の間に失業率が6パーセント減少し、雇用状況の改善等の実績が寄与した。無論、西海岸を席巻するチャイナパワーの連携が炸裂したことはいうまでもない。報道では大阪市だけがよく取り上げられるが、実はソウルとも姉妹都市を結んでいて関係は深い。2016年には当時の朴大統領の訪問時に合わせ、SFで40周年記念ソウルの日公演が行われている。この返礼としてソウルを訪問した際にソウル市はリー市長をソウル市外国人名誉市民に選定し、名誉市民賞を授与している。この由縁が翌年の署名受託を後押しした。SFに限らず、こうした事例は今後、さらに増えていく。姉妹都市を結ぶ大阪市は設置表明早々から解消手続きに臨んだが吉村市長の英断を断固支持したい。
posted by せつな at 08:32Comment(0)日記