6月30日 朝
早いもので6月も今日で終わりだ。ついこのあいだ、正月を迎えた気がするが、夏至も通り越し、今年も半分、過ぎたことになる。激動の幕開けは毎年のことだが、今年はいつにも増して政治動向が激しく、世界中で選挙の年でもある。直近、日本に関わりのある選挙といえばいうまでもなく都議選だが、連日、与党を標的とした不祥事といえないようなたび重なる不祥事をごみメディアが流しまくっている。都議選を前にしたここ最近の猛烈なネガキャンの数々はメディア圧力を疑ってしまうほど酷いレベルのものだ。だが、大手メディアの独壇場だった世論誘導の結実は確実に変わってきている。反論の輪が各方面から続々と広がるさまはかつての日本の姿と大幅に異なる。選挙まであと二日。思想がどうであれ、都民の意思は自ら得た情報によって示されるべきだ。といって、別に自民党の勝利を期待しているわけでもない。本日は月末の金曜で6月最後の日。かのプレミアムフライデー。いつはじまったのか、今回が何回目なのか、もはや定かではないが、経産省主導ではじまったことだけはよく憶えている。昨日も日経の一面を使って公告を出していたが、自分に関係なくとも出かけてみよう、何かがある、みたいな一文があった。享受できるのは一部の人間だけだと自ら認めてしまっているような内容だ。世の中への波及、浸透をあきらめていないようにみえなくもないが、世の中的にはとっくに終わったこととして波及、浸透している。笛吹けど踊らず。自民党をリベラル政党と捉えた場合、この国の政党政治に行く末はない。真の保守政党の誕生を願わずにはいられない。