2月7日 朝

短い選挙戦の最終日というアナウンスを聞き、明日が投票日であることを思い出す。昼前ぐらいに投票に行くか。各放送局が終盤の情勢を伝えるが、自民圧勝の流れは序盤から変わりなく、このまま突っ切るのかなあという勢い。現状の議席数をおさらいすると、定数465。自民が196か8、維新が34で足して232議席。プラス会派でぎりぎり過半数。中道167、国民27、参政2、小選挙区0のれいわが比例で8、小選挙区1の共産が比例と足して8。メディアの予測を無視。空想の世界を散歩して残り一日を楽しむとする。自民201、維新34、中道50、国民20、参政党50、れいわ0、共産2、社民0、みらい2、保守3、減ゆう2、ぐらいが理想。減税の議論を加速化させるだけの自民に期待することはほとんどない。石破氏から高市さんへの回帰は評価するが、高市さんの政治手腕というよりは自民党の体質が核心であり、自民への追い風は高市さんへの渇求がもたらす買いかぶりの東風だと思う。維新が力を落とすと、自民の重鎮が息を吹き返す。国民の存在感も失せた。じゃあ、どこが力を強めるべきか。消去法で参政党かなあ。単独で予算を伴う法案提出が可能な50議席以上。とはいえ、小泉チルドレンのときと似ている感は否めない。橋下チルドレンのほうが似ているか。全国に180人以上も立てた候補者のなかに第二の上西がまぎれこんでいる可能性は否定できない。参政党の勢いにだけ乗っかった候補者。それでも参政党は伸びてほしいな。右の受け皿が参政党なら、左はれいわと思っていたが、れいわって結句、山本太郎氏の魅力で伸びた党だということを今回の舌戦で実感した。比例で1議席を取れば、いいほうか。できれば0で社民とともに退場を願いたい。中道の立民出身者と共産党が傷の舐めあい。長年、有権者をやっているが、雰囲気としては2012年のときに近いのかなあ。2009年の政権交代時の民主党、もっといえば、その前の新進党とか、名前を変えて、手を変え品を変え、やっていることは野合の繰り返し。中道改革連合、略して中道。ちょっと無理があるなあ。8日の夜は選挙特番にかじりつきましょう。

2月6日 朝

ねこタクシーが最終回だった。金曜日があんぎゃなので、木曜だろうなと思っていたら、やっぱり、そうだった。御子神さんがいなくなって悲しかったが、最後の演出がよかった。月曜から何がはじまるのだろう。マメシバからねこタクシー。犬飼さんちのイヌに一票。番組表を調べる。アニメ魔人英雄伝ワタル。なんじゃそら。ケービーエス京都とサンテレビを間違えていた。あれ、ということは、美味しんぼも今日で最終回。究極の披露宴の後編がラストのようだ。短かったな。美味しんぼの前ってなんだったっけ。たしかシーズン1、シーズン2でシーズン3がはじまると思いきや、美味しんぼがはじまったと記憶している。とまれ、ねこタクシーの次は。ねこばんだった。ねこシリーズで最もおもんない企画。しばらく小休止だな。番組改編といえば、4月、10月というイメージだが、立春を境に変わるのもまた一興。サンテレビ、京都テレビ、あと、ジェイコム。世の中ががらっと変わったなあ、と思うことは数あれど、テレビ番組の変遷もそのひとつだ。年代によって定番も異なる。そも、定番自体が、テレビの主流ではなくなっているのかもしれない。ユーチューブで昔の番組を見る機会がある。昔のバラエティ番組で昔の芸能人が昔の芸能人のものまねをしている。昔の有名人がレジェンドでないかぎり、有名ではないので、令和生まれの子どもが見てどう思うのだろうか。島田紳助さんも芸能界を引退してかなり経った。「高橋元太郎さんもええ年や、うっかりせえへんよ」みたいなことを言っていたが、高橋元太郎て誰やねんという世の中となった。ただ、水戸黄門は共通言語かもしれない。のっぽさんはどうだろう。児玉清さんのアタックチャンスのものまねは通じるのだろうか。ドリフターズは知ってるけど、クレイジーキャッツは知らないわ。ラストダンスは私にはおばあちゃんが好きだったわ。そっちじゃねえよ。朝のアニメ再放送を見ると、心がときめくことがある。昔の子どもとつながるからだ。金曜だけ枠が変わる。ベルばらの前はマッハゴーゴーゴーだった。デーブイデーのバブルも弾け、ガキ使も再放送な時代がそろそろやってきそうだ。サブスクは続きそう。

2月5日 朝

朝食を9時に食べて、11時半までにはジムに出かける。1時ごろに筋トレを終えて、プロテインとクレアチンを飲む。これが代替ランチ。プロテインが切れたので、昨日はクレアチンをスポーツドリンクで割ったものを飲んだ。ごくごくごく。昼食終了。4時前ぐらいから晩酌開始。こうしたスタイルをもう何か月も続けているが、しわ寄せがどこにやってくるかというと、晩御飯にやってくる。この日はプロテインなしドリンクということもあり、3時にはおなかが空いた。おなかが空く、酒を飲む、というのはイコールなので、少し早めの3時半には晩酌スタート。焼酎のレモン炭酸割をかけつけ二杯。先付は温泉卵が定番。冷やしトマトに塩をふりかけながら食べる。そうこうするうち、鍋に火が入るので、鶏むねスライスをしゃぶしゃぶする。つけダレは自家製焼肉だれ。白菜(ビタミンc)豆腐(イソフラボン)鶏肉(コラーゲン)が美容の三種の神器。この日は白菜だけ。杯が進む。時間も過ぎる。食卓のメニューをざっと見回す。完全栄養食のパスタ、ベーコン卵パン、ウナギの巻きずしふたつ、イワシのしそ巻き天ぷら二尾、ししゃも10ぐらい、ブリの照り焼き、昨日のから揚げスティックの残りが5ぐらい、どらやきがテーブルに並んでいた。残ったら朝ごはんだな。3時半から8時過ぎまで続いた晩酌だったが、鍋を食べながら、ちびちびとパスタをつまんでいると、いつのまにか完食。鍋の残り汁でお椀どん兵衛を食べた。パンがあるじゃない。パンをかじりながら酒を飲む。こちらも気づくと完食していた。巻きずしも酒のあて。酒が進む。あれ、いわしが1尾しかない。ふたつあったはずなのに。おなかがすいた。炊き立てごはんを茶碗によそう。シメはごはん二杯。ししゃもとぶりでフィニッシュ。クレアチンのスポドリ割を飲む。寝る前にサプリもね。

2月4日 朝

立春だあ。春だあ。春がやってきたどお。気温もこいのぼり。違った。滝のぼり、木のぼり。違う。うなぎのぼり。違う。いかのぼり、でくのぼり、おのぼりさん。うなぎのぼりだ。夜中のマイナス1度から一気に11度まで上がる予報。明日はもっと温かい。天気予報に花粉情報も載りはじめた。寒の戻りという表現が増え、これから三寒四温の季節となる。次は雨水、続いて啓蟄。このころから熊被害のニュースがまた世間を騒がせるのだろうな。昨年の漢字一字は熊だったことを思い出す。春は青いバスに乗って、という西村賢太の傑作短編も思い出した。春は思い出す季節でもある。春になると、変な奴が増える。陽気に浮かれて頭も浮かれてしまうのだろうか。ヒロト氏と松重氏の対談のなかで「犯罪しなくてよかったなあ」という回想の教訓が飛び出すが、長年、生きていると、これは痛感するなあ。何度も道を踏み外しそうになったが、その都度、神様が適切な解を示してくれたような気がする。今となっては。妥当なふるまいというか。カッとなった瞬間、誰にでも訪れるのだろうが、ここが運命の分かれ道。グルメンタリーという有名なユーチューブチャンネルがあるが、これを見ると、今、暮らす世界のありがたみを思い知る。「娑婆は我慢の連続です。でも、空は広いちいいます」映画、すばらしき世界のなかで、すごく印象的なセリフだった。春は青いバスに乗ってを読むと、留置場生活だけでも十分、つらい。退屈だなあと空を眺めていられることがどれだけ幸せか。春眠暁を覚えず。春は惰眠の季節でもある。春の海、ひねもすのたりのたりかな。寄せては返す波に永遠を見るように幸せって身近なところを巡回しているんだろうな。毎年、春の訪れに咲く沈丁花とか。桜とか。要は実感するかどうか。春は幸せを実感しやすい季節でもある。

2月3日 朝

節分の朝。今朝のメニューは恵方巻。今年の恵方は南南東というわけで、橿原神宮の方角を見ながらいただくとしましょう。節分を過ぎると、いよいよ春がやってくる。一年で一番、待ち遠しい二十四節気かもしれない。二十四節気の最初の節季でもあって、正月の余韻がようように薄れ、一年がまたはじまるのだなあとやる気が加速する時期でもある。2月というだけの夜とシオンが歌ったように、以前は2月といえば、1年を通して、最も活気のない月と思っていた。いつごろからかこの認識は変わった。祝日が増えた。年によっては閏年もある。あのひとはバレンタインデーキッスをいつまで歌うのか。今年は衆議院選挙。その夜はスーパーボール。2月の異称を梅見月と呼ぶように桜に先駆けて梅が世間を潤す月でもある。サンズイに閏で潤す。はみ出し者の季節がやってきた。そういえば、西川酒店というのをどっかで見かけたなあ。サンズイに西で酒。一が足りないのは物足りない。酒が足らんさけもう一杯。一杯、足して酒の足し。もひとつでございますなあ。春になると、自転車で出かけたくなる。どこに出かけるか。知らない町の商店街に行きたくなる。毎年、恒例の季節性疾患のようなもので、春のうららに誘われてサイクリングであっぱらぱー。揚げたてコロッケに缶ビール。立ち飲み屋を見つければ、即、入店。ほろ酔いで眺める夕陽のなんとすばらしいことか。そのためにはまず自転車を直さなければならない。先日のノーパンクタイヤに引き続き、ブレーキアームを取り換えた。交換は驚くほど簡単だったが、調整がおもいのほか難儀であり、納得するころにはくたびれ果てていた。とりあえず寝た。片づける前に寝た。復活。自転車に乗って出かけよう。春はもうそこまで来ている。

2月2日 朝

シドが生きていたら今年で69歳。ロックンロールな69歳。以前、ジョンライドンが69歳、森やんが69歳とか数字を見た記憶があるので、まあ、だいたいそこらあたりなのだろう。2年違いのヒカゲが8日で67歳。意外と若いな。1979年2月2日にシドがいなくなって40年以上の月日が流れた。一世を風靡したパンクファッション「最新モードだぜ」(ヒカゲの本から抜粋)も今は昔。ライブハウスの前には集まるのだろうが、街では見かけなくなった。普段は会社員。週末だけパリピ。ヤバティーの歌ではないが、そんなひとが多くなった。シドが生きていたころは違った。昼間はジョンサイモンリッチー。ライブの夜だけシドヴィシャスではファンが納得しない。なにより本人が納得しなかっただろう。というか、そんな意識はなく、シドはシドだった、と考えたくなる日が2月2日。渋谷チェルシーホテルでこの日にスタークラブ主催のイベントをしていたが、今もあるのだろうか。なさそうだな。節分、立春、選挙、建国記念の日。自民と維新で300議席を超えるという報道もあり、自称中道勢力はますます埋没するのかなあ。生活者ファーストって中道同様、多義的空漠不鮮明不得要領魑魅魍魎だよなあ。チーム未来、参政党躍進、国民民主現状維持。おおかたの予測通りという展開だが、選挙はふたを開けてみるまでわからない。予測は予測。初めて訪れる居酒屋のメニューに似ている。やってくるまでわからない。そうかな。最近はレビューで予想できるな。ということは自民の圧勝も確定的なのかな。シドに訊いてみよう。「自民は圧勝しますか」「アイドンノウ。99パーセントイズ嫉妬。80歳でもガキのままでいられるんだぜ」「ありがとうございました」シドが69歳か。ロックンロールスウィンドルな。

2月1日 朝

2月がはじまった。プロ野球も今日からキャンプイン。関心はメジャーリーグ一色なので、追いかけてまで見ることはないが、球春という響きは好きだな。春がまたちょっと近づいたようでわくわくする。花粉の飛散も本格化する。むずむずする。昨年の飛散量を100とした場合、今年の予測は315という驚愕の数字。がくがくする。ぶるぶるする。こわい。こわいなあ。ああ、こわい、といえば、毎日のように消費税減税が巷間をにぎわせているが、羽田の事件に新たな展開があった。犯行グループが香港で逮捕された。あ、ちゅうまの逮捕劇。香港がますます大陸化したということか。背景もいろいろ浮かび上がってきた。まだ予想の範囲を超えていないが、昨今、価格上昇の一途をたどる金塊を香港で購入する。日本に持ち込み、売却して消費税10パーセント分を得る。そして、現金を香港に持ち出し、また金塊を購入する。日本に持ち込む。無限ループ、と。消費税って何かねえ。日本で起きた犯罪が香港で解決するという構図もいかがなものか。いっぽう「働いても働いても抜け出せない過酷な貧困、非正規雇用890万人、30年で広がった格差社会」というトピックス。30年といえば、消費税が導入されて、ちょど今年で30年。のはず。1996年に橋龍さんが導入したんじゃなかったか。調べてみると、違った。導入は1989年。1997年に5パーセントに引き上げたのだった。それで思い出した。大東京ビンボー生活マニュアルの価格表記の推移を思い出したのだった。とまれ、この30年で日本の姿は一変してしまった。先進国型格差社会。2億のマンションが一瞬で売り切れる光明と裏腹に手取り十数万の派遣の実態。消費税減税は金持ちのほうがメリットが多いーー今朝の討論番組の主張。そのとおりかもしれない。やはり食料品0パーセントが現実路線なのかもなあ。昨日、日本で働く外国人の数が257万人で過去最高というトピックスが立っていたが、日本で働く非正規雇用890万人のほうが重みがある気がしてならないなあ。

1月31日 朝

1月が、あ、ちゅうまに終わる。2月か。値上げか。ほんまか。なんぼや。以前は月が替わると、気分も変わるというムードが色濃かった。今は違う。値段が上がる。値上げ品目は去年に比べ、6割減少ということだが、その内訳に危機感をおぼえる。酒類、飲料298品目。コメを原料とする日本酒など、というのが麦焼酎派のせめてものなぐさめだ。気分を変えようにも1月を引きずる2月がはじまる。その一端は衆院選挙のせいだが、争点は消費減税なのか、物価高対策か、はたまた外国人問題か。細分化すると、延々と枝分かれしていきそうだが、逆に根っこをたどっていくと、おのずから一つの答えに行き着く気がしないでもない。その答えとは。日本経済の低成長。これがおおもと。低成長をひも解くと、これまた様々な要因が重なる。因果応報というが、低成長がもたらした結果が消費税減税、物価高対策、外国人問題であれば、原因は何か。エーアイに訊いてみる。人口動態、人手不足、技術停滞、円安、地域間格差、貿易と財政などが挙げられる。懲役帰りのひとが7年6か月ぶりにコンビニを利用する動画を昨夜、観た。そのなかで呟いたひとことが印象的だった。店員が外人だらけになった。そう、7年の間に日本は移民大国になった。今朝も外国人労働者257万人で過去最多というトピックスが立っていたが、いまや外国人労働者なしで日本経済は回らない。巷間でよく聞かれる言い回しだ。はたしてそうなのだろうか。コンビニといえば「売れ残り食べ物がアプリで半額」というトピックスもあった。そのアプリの名は。トゥーグッドトゥーゴー。捨てるにはもったいないという意味らしい。フードロスの削減につながり、客は安く食品を購入できる。まさにウィンウィンなアプリ。なになに。デンマーク発で世界20か国で展開。なるへそ。日本からはファミマが最初に参戦するらしい。フードロスと外国人問題ってなんか似ている気がするのだよねえ。輸入品をいれる前に地産地消が基本でしょ。そこらじゅうにフードロスがはびこっているような気がしてしかたないんだなあ。参政党に一票を投じる。

1月30日 朝

選挙戦がはじまった。衆院選の小選挙区なので候補者も少なく、ひっきりなしに回ってくるというわけでもないが、普段と違う雰囲気ではある。音は聞こえなくても掲示板の顔写真がそこらじゅうを彩るからかもしらん。ヤフーニュースによれば、保守系の候補者の演説を妨害するというここ10年のトレンドが今回の衆院選でも垣間見られる。北風と太陽になぞらえたコメントがあったが、ここまでくると候補者の後押しにしか見えない。雑兵がいくらじゃましようと有権者の一票は日本人の一票なのだ。思い知るがいい。「候補者や政党幹部を挑発するような文言が書かれた大型ボードを掲げて罵声を浴びせる集団が遊説先に繰り返し登場」問題はこれに続く一文。「安全を確保できないとして、事前告知を見送るケースも出ている」安全を確保できないと嘆くバカがいるからバカが増長する。ただ、こうした負のエネルギーが高まれば高まるほど、ここ数年、悪化しつつも放置され続けた選挙妨害の対応に一石を投じる可能性も高まる。公選法改正でポスター掲示に関する規制が付け加えられたように選挙妨害にも一定のルールが明確化される可能性がある。国民の支持を得られないからテロで世の中を騒がせる。国民を動かせないなら、せめて、妨害する。国民が無視するから、嫌がらせで呪詛を吐く。ひも解けばひも解くほどに本質が垣間見えてくる。こういった姿勢にテレビをはじめとするオールドメディアが加担しているのではないかという素朴かつ必然的な疑問。昨日も朝食中にテレビをザッピングしていると、テレ朝のワイドショーで外国人問題を取り扱っていた。正確を期すと、問題ではないな。外国人との共存のメリットだけを論う内容だった。保守が批判すると、やれ、在特会だ右翼だ排外主義者だあと切り捨て、左派がやめくと、そら、市民団体だ糾弾だジャンヌダルクだあと拾い上げる。オールドメディアとニューメディアというより、実態はマネーなんだろうなあ。前回の参院選で参政党党首がいっていた。妨害されれば、されるほど、それが得票につながった。感謝しかない。ありがとう。バカのおかげで保守が勝つ。

1月29日 朝

漫画、大市民の最新シリーズ、がん闘病記の第一巻が届いた。長らく大市民の読者をやっているが、終活編で終わりかと思っていたら、新しい展開があった。新たなシリーズでは、主人公、山形が大腸がんの診断を受け、その顛末が描かれている。大市民といえば、酒と美食。そのふたつが出てこない、あるいはなくなるという前提で、読み進めたが、意外におもしろかった。第二巻がすでに刊行。いつまで続くかわからないが、今シリーズが大市民の集大成かもしれない。人類滅亡までをカウントダウンする終末時計が過去最短の残り85秒に更新されたというニュースがあった。世界は常に不安定だが、さらに不安定要素が増したということだろう。いつまで生きるか知らない。どこで倒れるかわからない。理解していることはただひとつ。今日も目が覚めたということ。朝、起きて、靴紐を結べるだけで勝ち組だ。ブコウスキーのそんな一節が頭に浮かぶ瞬間。大市民を読み終えて、その夜はヤクザと家族、ショーシャンクの空にのダイジェスト版みたいなものをユーチューブで観た。ヤクザと家族という映画ははじめて知った。1999年、2005年、2019年の三部構成でヤクザを取り巻く環境を描いている。20分のダイジェスト版だが、よくできていた。いまどき、ヤクザをやるなんてバカ、アホ、とんま、とんちき、世間知らず、かもしれないが、意地と張りで生きる人間はきらいじゃない。悲しい結末だったが、いじっぱりでいいじゃない。そんなふうに思わせてくれる映画だった。ダイジェスト版だけど。ショーシャンクの空にに関してはもう説明不要だろうな。二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めた。一人は泥を見た。一人は星を見た。人生の教訓だな。85秒しかないと思うか。まだ、85秒もあるじゃないかと思えるか。「必要なのは希望だ。希望がないことぐらい、やる気をそぐことはない」ブコウスキーの「勝手に生きろ」のなかの言葉。毎日が学びの場だ。今日は何に出会うか。気づくか。